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【Excel入門】SUM関数の使い方をわかりやすく解説!初心者でも簡単に合計を計算できる方法

Excelを使い始めたばかりの方にとって、最初に覚えておきたい便利な関数の1つが「SUM関数」です。

SUM関数は、複数の数値をまとめて合計することができる関数で、日々の計算作業や集計にとても役立ちます。

この記事では、初心者の方でもわかりやすいように、SUM関数の基本的な使い方を丁寧に解説していきます。

記事内容

今回は、ExcelのSUM関数の使い方についてを紹介します。

SUM関数とは?

SUM関数は、指定したセル範囲に含まれる数値をすべて合計するExcelの関数です。
手動で「=A1+A2+A3...」と入力するよりも、簡単かつ確実に合計を求められるので、非常に便利です。

基本の書き方

SUM関数の書式

=SUM(数値1, 数値2, …)

または、セル範囲を指定して

=SUM(A1:A5)

この場合、A1からA5までの合計を計算してくれます。

使用例①:連続したセルの合計を出す

たとえば、A列に以下のような数値があるとします。

SUM関数の使い方

このとき、A6セルに次のように入力すると…

=SUM(A1:A5)

結果は「150」となります。

使用例②:離れたセルを合計する

離れたセル同士を合計したい場合は、カンマで区切ります。

=SUM(A1, A3, A5)

この場合、A1・A3・A5の値(10 + 30 + 50)を合計して「90」になります。

使用例③:複数の範囲を合計

=SUM(A1:A3, B1:B3)

このように、複数の範囲を組み合わせて合計することも可能です。

オートSUMを使えばもっと簡単!

SUM関数は手動で入力しなくても、「オートSUM」機能を使えば一発で合計できます。

【操作手順】

合計したいセルの下のセルまたは右のセルを選択

合計したいセルの下のセルまたは右のセルを選択
合計したいセルの下のセルまたは右のセルを選択

「ホーム」タブの「Σ オートSUM」をクリック

「ホーム」タブの「Σ オートSUM」をクリック
「ホーム」タブの「Σ オートSUM」をクリック

自動的に範囲が表示されるので、確認して「Enter」キーを押す

範囲を確認して確認して「Enter」キーを押す
範囲を確認して確認して「Enter」キーを押す

たったこれだけで合計が求められます!

合計が計算される
合計が計算される

よくある注意点

  • 文字列は合計されません(セルに「"10"」のように文字列として入力されていると無視されます)
  • 空白セルや空白の範囲は問題なく無視されます

まとめ

SUM関数は、Excelの中でもっとも基本的で、もっとも使われている関数の1つです。

覚えておきたいポイント

  • =SUM(A1:A5) のように使う
  • 離れたセルや複数の範囲も合計できる
  • オートSUMを使えばもっと簡単

毎日の計算作業の効率がぐっと上がるので、ぜひ今日から使ってみてください!

よくある質問(FAQ)

Q1: SUM関数で空白セルがあるとどうなりますか?
A1: 空白セルは無視され、合計に影響しません。

Q2: 数字が文字列になっていると合計されませんか?
A2: はい、文字列として認識されている数字(例:"100")はSUM関数で合計されません。

Q3: オートSUMがうまく動かないときは?
A3: 範囲の選択を手動で修正することで正しく動作する場合があります。

Q4: 数値が入っていないセルを選んでも大丈夫ですか?
A4: 問題ありません。数値以外は無視されて合計されます。

Q5: SUM関数の結果が0になるのはなぜ?
A5: 対象のセルに数値が入っていない、または数値が文字列になっている可能性があります。

Q6: 行と列をまたいで合計できますか?
A6: はい、例:SUM(A1:B5)のように、複数列や行の範囲をまとめて指定できます。

Q7: 複数のSUM関数を組み合わせることはできますか?
A7: 可能です。たとえば =SUM(A1:A3) + SUM(B1:B3) もOKです。

  • この記事を書いた人

キュリオステーション久米川店

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