ExcelでIF関数を使って祝日を判定し、様々な処理を行いたい場合があります。
例えば、カレンダーで祝日であれば「祝日」と表示することがあります。
そのような場合、IF関数とCOUNTIF関数を使用することで祝日を判定することができます。
IF関数で祝日を判定する方法
ExcelのIF関数で祝日を判定する手順は次の通りになります。
今回の例では、祝日の日付に「祝日」と表示するようにします。
判定したい期間の祝日を一覧にしたリストを作成します。(①)
※下記の例では祝日の名前も表記していますが、祝日の日付だけあれば大丈夫です。
祝日の日付を範囲選択します。(②)
「名前ボックス」に「祝日リスト」と入力し、Enterキーを押します。(③)
これで祝日の範囲に名前を付けることができます。名前を付けておくと、数式の記述が簡潔になります。
祝日の判定したいセルを選択します。(④)
「数式」タブをクリックします。(⑤)
「関数ライブラリ」グループにある「論理」をクリックします。(⑥)
「IF」をクリックします。(⑦)
「関数の引数」ダイアログボックスが表示されます。
「論理式」に、
COUNTIF(祝日リスト,B3)=1
と入力します。(⑧)
B3: 判定したい日付が入力されているセル
祝日リスト: 先ほど名前を付けた祝日のリストの範囲
COUNTIF関数は、セル「B3」の日付が祝日リストに含まれていれば1を返し、含まれていなければ0を返します。
「値が真の場合」に「"祝日"」と入力します。(⑨)
「値が偽の場合」に「""」と入力します。(⑩)
これで引数の指定が完了したので、OKボタンをクリックします。(⑪)
数式としては、
=IF(COUNTIF(祝日リスト,B3)=1,"祝日","")
のようになります。
他のセルに数式をコピーします。
これで祝日の日付に「祝日」と表示するようにできます。
まとめ
ExcelのIF関数とCOUNTIF関数を組み合わせることで、簡単に祝日を判定することができます。
記事のまとめ
- IF関数で祝日を判定するには、IF関数とCOUNTIF関数を使用する
- 準備として祝日のリストを作成し、この範囲に名前を付けておく
- 祝日を判定する数式としては、「=IF(COUNTIF(祝日リスト,B3)=1,"祝日","")」
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