Wordファイルにパスワードを設定することで、閲覧や編集を制限し、情報漏洩などのリスクを軽減することができます。
パスワードを設定する方法はいくつかありますが、ここでは、最も基本的な方法をご紹介します。
ファイルを開くときのパスワードを設定する方法
ファイルにパスワードを設定する手順は、次の通りになります。
まず、パスワードを設定したいWordファイルを開きます。ファイルが開いている状態で操作を行います。
Wordファイルを開いたら、「ファイル」タブをクリックします。(①)
![「ファイル」タブをクリックする](https://curio-kumegawa.com/school/wp-content/uploads/2024/07/Word_password1.png)
画面左側に表示されている「情報」をクリックします。(②)
「文書の保護」をクリックします。(③)
![「情報」から「文書の保護」をクリックする](https://curio-kumegawa.com/school/wp-content/uploads/2024/07/Word_password2.png)
表示されたメニューから「パスワードを使用して暗号化」をクリックします。(④)
![「パスワードを使用して暗号化」をクリックする](https://curio-kumegawa.com/school/wp-content/uploads/2024/07/Word_password3.png)
「ドキュメントの暗号化」ダイアログボックスが表示されます。
「パスワード」ボックスに、任意のパスワードを入力します。(⑤)
OKボタンをクリックします。(⑥)
パスワードを忘れないように注意してください。パスワードを忘れると、ファイルを開いたり編集したりできなくなります。
![パスワードを入力する](https://curio-kumegawa.com/school/wp-content/uploads/2024/07/Word_password4.png)
「パスワードの確認」ダイアログボックスが表示されます。
「パスワードの再入力」ボックスに、先ほど入力したのと同じパスワードを入力します。(⑦)
OKボタンをクリックします。(⑧)
![再度パスワードを入力する](https://curio-kumegawa.com/school/wp-content/uploads/2024/07/Word_password5.png)
これでファイルにパスワードが設定されました。
最後に「保存」を行います。(⑨)
![「保存」を行う](https://curio-kumegawa.com/school/wp-content/uploads/2024/07/Word_password6.png)
次にファイルを開く際にパスワードが要求されるようになります。
![ファイルを開くときにパスワードの入力が求められるようになる](https://curio-kumegawa.com/school/wp-content/uploads/2024/07/Word_password7-1024x525.png)
パスワードを解除する方法
ファイルに設定したパスワードを解除する手順は次の通りになります。
「ファイル」タブ → 「情報」 → 「文書の保護」から「パスワードを使用して暗号化」をクリックします。
![「ファイル」タブ >「情報」 > 「文書の保護」から「パスワードを使用して暗号化」をクリックする](https://curio-kumegawa.com/school/wp-content/uploads/2024/07/Word_password8.png)
「ドキュメントの暗号化」ダイアログボックスが表示されます。
「パスワード」ボックスに入力されているパスワードを削除します。
OKボタンをクリックします。
![パスワードを削除する](https://curio-kumegawa.com/school/wp-content/uploads/2024/07/Word_password9.png)
最後に「保存」を行います。
これでパスワードが解除されて、次にファイルを開くときにはパスワードの入力はなくなります。
まとめ
Wordでファイルを開くときのパスワードを設定することで、情報漏洩などのリスクを軽減することができます。
記事のまとめ
- ファイルにパスワードを設定すると、ファイルを開くときにパスワードの入力が求められるようになる
- パスワードを設定するには、「ファイル」タブ > 「情報」 > 「文書の保護」とクリックする
- 「パスワードを使用して暗号化」をクリックすることで、パスワードの設定画面が表示される
- パスワードを忘れると、ファイルを開いたり編集したりできなくなるので、扱いには注意する