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MOS Word 2016スペシャリストの試験内容は?

今回は、MOS Word 2016スペシャリストの試験内容や合格する上でのコツについて紹介します。MOS資格を目指す方は、試験範囲や試験内容などについて正しく認識ししっかりとした試験対策を行うのが大事になります。

MOS Word 2016スペシャリストの試験概要

MOS Word 2016スペシャリストは、Excelと同様にマルチプロジェクト方式の試験になります。
マルチプロジェクト方式とは、試験全体で、だいたい6~7プロジェクト(ファイル)があり、その1プロジェクト毎に5~7タスク(問題)が出題される形式です。
イメージとしては、7つのファイルがあり、そのファイル毎に問題が5~7問あるという感じになります。
問題は実技試験であり、例えば以下のような問題文があります。

「脚注番号の番号書式を「A, B, C・・・」に変更してください。」

このような問題に対して、実際にWordを操作して番号書式を変更することになります。
試験時間は50分で、問題数は約35問程度になります。

MOS Word 2016スペシャリストの試験範囲

MOS Word 2016スペシャリストの試験範囲は、

  • 文字列や段落の書式設定
  • ヘッダー・フッターの編集
  • ファイルや外部データの挿入
  • 文書のプロパティの設定
  • 別のファイル形式での保存
  • アクセシビリティ・互換性チェック
  • ページやセクション区切りの設定
  • ワードアートの挿入・設定
  • 表の作成および変更
  • リストの作成や変更
  • 脚注や文末脚注の設定
  • 資料文献の設定
  • 図表番号の設定
  • 表示や目次の作成
  • 画像や図形の挿入
  • 画像の加工(背景の削除や効果の設定)
  • テキストボックスの挿入
  • SmartArtの作成

普段Wordを使用している人でも、表や脚注などの機能をあまり使わない場合があると思います。Wordに慣れているからと言っても、試験対策をしっかりと行うことが必要です。

MOS Word 2016スペシャリストの合格点は

試験は、1000点満点で行われ、合格点は700点前後以上で合格となっているようです。

MOS Word 2016スペシャリストの試験合格のコツは

みなさん初めて模擬試験を行うと、ほぼ必ず時間が足りなくなることがよくあります。最初に時間を意識して取り組むように声をかけても、途中で解けない問題に時間を取られて全体の半分ほどしか解けなかったという経験をする人も多いです。
試験時間は50分で問題数は約35問ほどなので、1問あたりの時間は単純計算で1分ちょっととなります。
時間が足りなくて解けない・慌てて解いてしまって間違えるということがよく起こります。
また、試験の最初の方に難しい問題があったため、そこで時間を取られてしまい、後半の問題に時間がなくなり解けなかったということもよくあります。
試験のコツとしては、まず試験の時間配分・ペース配分に注意することが重要です。
先に説明しました通り、試験は700点以上が合格点になりますので、全問正解する必要はありません。少しできない問題があっても700点以上取れれば良いわけで、難しい問題は後回しにして、先に解ける問題を確実に正解すると効率的です。
教室で実際に合格した人がよく言っているのは、最後に見直し時間をとれるようにペース配分を考えて試験を受けたら、その最後の見直し時間で落ち着いて問題を解くことができ、正解することができたとのことです。
次によくある問題として、問題文を正しく読まずに操作してしまい、間違えてしまうことが挙げられます。MOS Word 2016の試験では、比較的問題が長文で、1問で複数の操作を求められることがよくあります。1つでも操作を忘れてしまうと、一生懸命他の問題を解いても間違ってしまう可能性があります。
また、問題に書かれていない操作を行ってしまうと当然間違ってしまいます。良く先入観で問題を解かず、問題文を正しく読み、正確に操作するようにしましょう。
時間と正確性に注意すれば合格率は上げられるはずです。

まとめ

ネットなどでMOSは簡単に合格できるとか、MOSは合格率が高いので簡単に合格できると思っている方がいるかもしれませんが、実際はちゃんとした試験対策を行わなければ、試験に合格することは難しいと思います。
MOSの合格率が高い理由は、ちゃんとパソコン教室などに通うなどしてしっかりと試験対策を行い、試験に臨む方が多いからです。そのため、MOSの合格率が高くなっているのです。

また、WordとExcelの両方のMOSを受ける予定の方は、特別の理由がなければWordから受験することをお勧めします。教室に通われている方でMOS合格までかかる時間は、Wordの方が短い傾向がありますので、まずWordで試験に慣れてもらい、その後、Excelに取り掛かると良いと思います。

自分一人で挑戦するのが不安な方や初心者の方は、パソコン教室に通い合格を目指すのが最短の道になります。東村山市のパソコン教室キュリオステーション久米川店では初心者の方向けのMOS対策講座を実施しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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