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【Excel】ROW関数で連番を自動生成!行の追加削除にも対応

2024年3月12日

Excelで表を作成する際、行番号などを自動で生成したいことがあります。

そんな時に便利なのが、ROW関数です。

ROW関数を使うと、行番号を自動的に表示させることができ、行の追加や削除をしても、連番が自動で更新されるため、非常に便利です。

記事内容

今回は、ExcelのROW関数で連番を自動生成する方法を紹介します。

ROW関数を使用して連番を設定する方法

ExcelのROW関数を利用して、自動的に連番を生成することができます。

ROW関数は、そのセルを含む行番号を返す関数になります。

以下の表で、列Bに自動更新される連番を設定します。

セル「B3」に

=ROW()

と入力し、Enterキーを押します。(①)

「=ROW()」と入力する
「=ROW()」と入力する

そうすると、行番号の「3」と表示されます。

ただ、「1」から数字を始めたいため、このままだと都合が良くありません。

行番号が表示される
行番号が表示される

そこで今の数式を、

=ROW()-2

と修正します。(②)

「=ROW()-2」と修正する
「=ROW()-2」と修正する

これで「1」と表示されます。

「1」と表示される
「1」と表示される

あとは、他のセルにオートフィル(セルを選択し、セルの右下にある小さな四角をドラッグして下方向に引っ張る)で反映します。(③)

オートフィルで反映する
オートフィルで反映する

これで連番が設定されました。

連番を設定することができる
連番を設定することができる

行の削除や挿入を行うと自動的に更新される

実際に行を削除してみます。

今回は、「電子レンジ」の行を削除します。

行番号「9」を右クリックします。(④)

表示されたメニューから「削除」をクリックします。(⑤)

削除する行を右クリックし、「削除」をクリックする
削除する行を右クリックし、「削除」をクリックする

これで「電子レンジ」の行は削除されましたが、自動的にそれ以降の「No.」も更新されます。

自動的に番号が更新される
自動的に番号が更新される

次に行を挿入してみます。

挿入したい行番号を右クリックします。(⑥)

表示されたメニューから「挿入」をクリックします。(⑦)

挿入する行を右クリックし、「挿入」をクリックする
挿入する行を右クリックし、「挿入」をクリックする

行が挿入されました。

挿入された行以降の「No.」は自動的に更新されます。

挿入した行の「No.」は表示されない為、オートフィルを行い、「=ROW()-2」を反映します。(⑧)

オートフィルで「=ROW()-2」を反映する
オートフィルで「=ROW()-2」を反映する

これで「No.」が表示されるようになります。

連番を設定することができる
連番を設定することができる

よくある質問 (FAQ)

Q1: ROW関数はどのような場面で便利ですか?
A1: ROW関数は、自動で連番を生成したいときや行の追加・削除に対応した連番管理が必要な場合に便利です。手動で番号を変更する手間が省けます。

Q2: ROW関数で生成した連番がずれることはありますか?
A2: 行の挿入や削除を行っても、ROW関数は自動的に更新されるため、連番がずれる心配はありません。

Q3: 列ごとに連番を作成することもできますか?
A3: はい、ROW関数を使って列での連番も生成可能です。列方向の番号を増やすには、COLUMN関数を使うと便利です。

Q4: ROW関数を使った連番を他のシートで参照できますか?
A4: はい、他のシートで参照する場合も、ROW関数で生成された連番を参照可能です。参照先で正確な連番が表示されます。

Q5: ROW関数を使わずに連番を生成する他の方法はありますか?
A5: 他にも、オートフィル機能やSEQUENCE関数を使って連番を生成する方法があります。目的に応じて使い分けると便利です。

Q6: ROW関数で連番を開始する数字を変更できますか?
A6: はい、ROW関数に数値を足したり引いたりすることで、連番の開始番号を調整可能です(例:=ROW()+1 で2から始まる連番)。

まとめ

ROW関数を使うと、Excelの表に簡単に連番を生成することができます。

行の追加や削除をしても自動で更新されるため、データ管理が非常に効率化されます。

Excelの基本的な操作方法から、便利な機能の活用術まで、幅広く紹介しています。

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