Excelには、データの中で上位や下位の値を自動的に強調表示する便利な機能「条件付き書式」があります。
「条件付き書式」を使用することで、上位3位までに色を付けるなどを自動的に行うことができます。
条件付き書式で上位や下位の値を強調する方法
Excelの条件付き書式を使用し、上位や下位の値を強調する方法を具体的な例で紹介します。
下の表で、「得点」の上位3位までに色を付けるようにします。
条件付き書式を適用する範囲のデータを選択します。(①)
「ホーム」タブをクリックします。(②)
「スタイル」グループにある「条件付き書式」をクリックします。(③)
「上位/下位ルール」を選択します。(④)
「上位10項目」をクリックします。(⑤)
もし数値が小さいデータを強調したい場合は、「下位10項目」を選択します。
「上位10項目」ダイアログボックスが表示されます。
何位までを強調するかを左側のボックスに入力します。(⑥)
今回は、上位3位までに色を付けたいので、左側のボックスに「3」と入力します。
上位3位までだった場合の、書式を設定します。(⑦)
今回は、「濃い赤の文字、明るい赤の背景」を設定します。
OKボタンをクリックします。(⑧)
これで上位3位までに色が付き、強調されるようになります
まとめ
この記事では、Excelの条件付き書式を使って上位や下位の値を強調する方法を紹介しました。
これにより、重要なデータを一目で確認しやすくなり、データ分析の効率を大幅に向上させることができます。
実際に試して、データ分析をより効果的に行いましょう。
記事のまとめ
- データの中で上位や下位の値に自動的に強調するには「条件付き書式」を使用する
- 強調したい範囲のデータを選択し、「ホーム」タブの「条件付き書式」をクリックする
- 「上位/下位ルール」を選択し、「上位10項目」や「下位10項目」など希望のルールを選択する
- 何位まで強調したいかを入力し、書式の設定を行う