Excelで折れ線グラフを作成するとき、データの一部を強調したり、途中で線のスタイルを変えたいことがあります。
例えば、途中から線を点線にすることで、特定のデータポイントを目立たせることができます。
この記事では、Excelの折れ線グラフで途中から点線にする方法について、簡単な手順で解説します。
折れ線グラフで途中から点線にする方法
まず、基本的な折れ線グラフを作成しておきます。
作成できたら、点線にしたい線をゆっくり2回クリックします。(①)
早すぎるとダブルクリックになってしまうので注意してください。
![点線にしたい線をゆっくり2回クリックする](https://curio-kumegawa.com/school/wp-content/uploads/2024/11/Excel_Line_Chart_Dotted_Line1.png)
これで対象の線だけを選択することができます。
選択することができたら、線の上で右クリックします。(②)
「データ要素の書式設定」をクリックします。(③)
![線の上で右クリックし、「データ要素の書式設定」を選択する](https://curio-kumegawa.com/school/wp-content/uploads/2024/11/Excel_Line_Chart_Dotted_Line2.png)
「データ要素の書式設定」作業ウィンドウが表示されます。
「塗りつぶしと線」をクリックします。(④)
![「塗りつぶしと線」をクリックする](https://curio-kumegawa.com/school/wp-content/uploads/2024/11/Excel_Line_Chart_Dotted_Line3.png)
「線」にある「実線/点線」のプルダウンリストをクリックします。(⑤)
![「線」にある「実線/点線」のプルダウンリストをクリックする](https://curio-kumegawa.com/school/wp-content/uploads/2024/11/Excel_Line_Chart_Dotted_Line4.png)
線の種類の一覧が表示されるので、希望の種類をクリックして選択します。(⑥)
![希望の種類を選択する](https://curio-kumegawa.com/school/wp-content/uploads/2024/11/Excel_Line_Chart_Dotted_Line5.png)
これで、指定したデータ部分が点線で表示されるようになります。
点線の色なども変更することができます。
![選択していた線を点線に変更することができる](https://curio-kumegawa.com/school/wp-content/uploads/2024/11/Excel_Line_Chart_Dotted_Line6.png)
まとめ
Excelの折れ線グラフで途中から点線にする方法は、対象の線を選択し「データ要素の書式設定」から簡単に実現できます。
この方法を使えば、特定のデータ範囲を強調したり、グラフに視覚的な変化を加えることができ、より効果的なプレゼンテーションやレポート作成が可能になります。
デザインの自由度を高め、視覚的にわかりやすいグラフを作成してみましょう。
記事のまとめ
- 点線に変更したい線をゆっくり2回クリックし選択する。右クリックして「データ要素の書式設定」を選択する。
- 「塗りつぶしと線」の「線」にある「実線/点線」から希望の点線を選択する。