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【Excel】行や列を固定してスクロールする方法|見やすい表を作成!

Excelで大きな表を扱うとき、下や右にスクロールすると見出しが見えなくなってしまうこと、ありませんか?

どの列が何を示しているのか分からなくなってしまうと、作業効率が大きく下がります。

そんなときに便利なのが、「ウィンドウ枠の固定」機能です!

この記事では、「ウィンドウ枠の固定」の使い方を、初心者向けに3パターン+解除方法まで丁寧に解説します。

記事内容

今回は、Excelのウィンドウ枠の固定の使い方について紹介します。

ウィンドウ枠の固定とは?

「ウィンドウ枠の固定」とは、指定した行や列をスクロールしても画面上に常に表示させておく機能です。

表示を固定することで、表がどんなに大きくても、見出しや重要な情報を見失うことなく作業できます。

ウィンドウ枠の固定の種類は3つ!

固定の種類説明
行の固定上部の特定の行を固定
列の固定左側の特定の列を固定
行と列の固定上部の行と左側の列の両方を固定

それぞれの設定方法を順番に見ていきましょう!

行を固定する方法(上の行を常に表示)

このままでは使いにくいので行を固定したい
このままでは使いにくいので行を固定したい

たとえば、1〜3行目を固定したい場合は、その下の「4行目」を選択します。

手順

4行目をクリックします。(※固定したい行のすぐ下を選択)(①)

表示」タブをクリックします。(②)

「ウィンドウ」グループにある「ウィンドウ枠の固定」をクリックします。(③)

行を選択 → 「 表示」タブの「ウィンドウ枠の固定」をクリック
行を選択 → 「 表示」タブの「ウィンドウ枠の固定」をクリック

表示された一覧から「ウィンドウ枠の固定」をクリックします。(④)

一覧から「ウィンドウ枠の固定」をクリック
一覧から「ウィンドウ枠の固定」をクリック

これで、1~3行目が常に表示されるようになります。

下にスクロールしても表示されるようになった
下にスクロールしても表示されるようになった

列を固定する方法(左の列を常に表示)

次に、A〜C列を固定したい場合は、その右隣の「D列」を選択します。

手順

D列をクリック(※固定したい列のすぐ右を選択)します。(①)

表示」タブをクリックします。(②)

「ウィンドウ」グループにある「ウィンドウ枠の固定」をクリックします。(③)

一覧から「ウィンドウ枠の固定」をクリックします。(④)

これで、右にスクロールしてもA~C列が常に表示されます。

列を選択 →  「表示タブ」の「ウィンドウ枠の固定」を選択
列を選択 → 「表示タブ」の「ウィンドウ枠の固定」を選択

行と列を同時に固定する方法

1~3行目とA~C列の両方を固定したい場合は、固定したい行と列の交差点となる**「D4」セル**を選択します。

手順

D4セルをクリック(※固定したい行の下、列の右のセル)します。(①)

表示」タブをクリックします。(②)

「ウィンドウ」グループにある「ウィンドウ枠の固定」をクリックします。(③)

一覧から「ウィンドウ枠の固定」をクリックします。(④)

これで、上下・左右のスクロールどちらにも対応できる見やすい表になります。

セルを選択 →  「表示」タブの「ウィンドウ枠の固定」を選択
セルを選択 → 「表示」タブの「ウィンドウ枠の固定」を選択

ウィンドウ枠の固定を解除する方法

ウィンドウ枠の固定を解除するのも簡単です!

手順

表示」タブをクリックします。(①)

「ウィンドウ」グループにある「ウィンドウ枠の固定」をクリックします。(②)

一覧から「ウィンドウ枠固定の解除」をクリックします。(③)

これで、固定された行や列が通常の表示に戻ります。

「ウィンドウ枠固定の解除」をクリック
「ウィンドウ枠固定の解除」をクリック

まとめ

操作内容選択するセルや行・列
行の固定(例:1~3行)4行目を選択
列の固定(例:A~C列)D列を選択
行+列の固定(例:1~3行 & A~C列)D4セルを選択
固定解除表示タブ → ウィンドウ枠固定の解除

Excelでの作業効率を上げるには、画面の見やすさがとても大切です。

ウィンドウ枠の固定をうまく活用して、大きな表でも迷わず作業できるようにしましょう!

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  • この記事を書いた人

キュリオステーション久米川店

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