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Wordでテキストボックスの余白を調整する方法【図解付き】

2024年1月26日

Wordで文書を作成する際、テキストボックスは図や表と一緒に使うなど、レイアウトの自由度を高める上で非常に便利な機能です。

しかし、テキストボックス内の文字と枠線の間に余白が空きすぎていたり、逆に狭すぎて見にくいといった経験はありませんか?

テキストボックスの余白を調整することで、より洗練された美しい文書を作成することができます。

記事内容

今回は、Wordでテキストボックスの余白を調整する方法を紹介します。

Wordでテキストボックスの余白を調整する手順は次の通りになります。

余白を調整したいテキストボックスの枠の上で右クリックします。(①)

余白を調整したいテキストボックスの枠の上で右クリックする
余白を調整したいテキストボックスの枠の上で右クリックする

表示されたメニューから「図形の書式設定」をクリックします。(②)

「図形の書式設定」をクリックする
「図形の書式設定」をクリックする

「図形の書式設定」ウィンドウが表示されます。

「レイアウトとプロパティ」をクリックします。(③)

[左余白]、[右余白]、[上余白]、[下余白]の各ボックスに、テキストボックスの余白を指定します。(④)

「レイアウトとプロパティ」から上下左右の余白を設定する
「レイアウトとプロパティ」から上下左右の余白を設定する

これでテキストボックスの余白を設定することができます。

試しに、[左余白]、[上余白]を「0」に設定してみます。

「左余白」と「上余白」を0にすると
「左余白」と「上余白」を0にすると

これで左側は余白がなくなりましたが、上側はまだ空きが残ります。

左の余白はなくなるが上にはまだ空きがある
左の余白はなくなるが上にはまだ空きがある

上の余白をさらに調整したい場合は、1行目の行間を調整する必要があります。

テキストボックス内の1行目にカーソルを移動します。(⑤)

「ホーム」タブの「段落」グループの「段落の設定」(右下の矢印)をクリックします。(⑥)

テキストボックス内の1行目を選択し、「段落の設定」(右下の矢印)をクリックする
テキストボックス内の1行目を選択し、「段落の設定」(右下の矢印)をクリックする

「段落」ダイアログボックスが表示されます。

「インデントと行間隔」タブをクリックします。(⑦)

「間隔」の「行間」のプルダウンをクリックします。(⑧)

「行間」のプルダウンをクリックする
「行間」のプルダウンをクリックする

プルダウンから「固定値」を選択します。(⑨)

「固定値」を選択する
「固定値」を選択する

間隔に数値を指定します。(⑩)

今回は、「15pt」と設定します。

「間隔」に値を指定する
「間隔」に値を指定する

そうすると下の図のように上の余白がなくなりました。

上の空きを調整することができる
上の空きを調整することができる

Q1: テキストボックスの内側の余白をゼロに設定することはできますか?
A1: はい、図形の書式設定メニューから「テキストボックスの余白」をゼロに設定すれば、内側の余白をなくすことができます。ただし、文字が枠にぴったりくっつくため、見やすさを考慮して少し余白を残すのが一般的です。

Q2: テキストボックスごとに余白のサイズを変更できますか?
A2: 可能です。各テキストボックスに対して個別に余白を設定できるので、用途に応じてそれぞれのテキストボックスで調整してください。

Q3: 上下左右の余白をそれぞれ別の数値に設定できますか?
A3: はい、テキストボックスの書式設定メニューから、上下左右の余白をそれぞれ異なる数値に設定することが可能です。

Q4: テキストボックス内の余白を他のテキストボックスと揃えたい場合、簡単にできる方法はありますか?
A4: 書式コピー(「ホーム」タブの「書式のコピー/貼り付け」)を使うと、余白の設定を他のテキストボックスに適用できます。

Q5: テキストボックスの余白を最小限にすると、文字が切れてしまうことがありますか?
A5: 文字サイズやフォントによっては、余白を最小限にすると文字が枠にかぶる場合があります。見た目を確認しながら適切な余白に調整することをおすすめします。

テキストボックスの余白を適切に調整することで、文章の配置やレイアウトが一段と向上し、視覚的に整った文書を作成することができます。

特に、余白の調整は見た目だけでなく、読みやすさにも大きな影響を与える重要なポイントです。

今回の手順を活用し、状況に応じて柔軟に余白を調整して、用途に合った美しい文書を仕上げましょう。

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