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Excelで時、分、秒から時刻を表示する方法(TIME関数)

ExcelのTIME関数は、指定した時間、分、秒をもとに時刻を返す便利な関数です。

この関数は特に、時刻データの処理や計算を行う際に役立ちます。

記事内容

今回は、ExcelのTIME関数の使い方について紹介します。

TIME関数の基本的な構文

TIME関数は、時、分、秒を指定して、時刻を生成する関数です。

TIME関数の書式

=TIME(時, 分, 秒)

  • : 0~23までの整数を指定します。
  • : 0~59までの整数を指定します。
  • : 0~59までの整数を指定します。

例えば、=TIME(10, 30, 15)と入力すると、「10:30:15」(シリアル値:0.437674)が返されます。

TIME関数の使い方

TIME関数の使い方を紹介します。

時刻を表示したいセルを選択します。(①)

「数式」タブをクリックします。(②)

「関数ライブラリ」グループの「日付/時刻」をクリックします。(③)

時刻を表示したいセルを選択し、「数式」タブの「日付/時刻」をクリックする
時刻を表示したいセルを選択し、「数式」タブの「日付/時刻」をクリックする

関数の一覧から「TIME」をクリックします。(④)

「TIME」をクリックする
「TIME」をクリックする

「関数の引数」ダイアログボックスが表示されます。

「時」には、時のセルを指定します。(⑤)

今回の例では、セル「B3」を指定します。

「分」には、分のセルを指定します。(⑥)

今回の例では、セル「C3」を指定します。

「秒」には、秒のセルを指定します。(⑦)

今回の例では、セル「D3」を指定します。

引数に「時」「分」「秒」を指定する
引数に「時」「分」「秒」を指定する

これでTIME関数の引数の入力は完了したので、OKボタンをクリックします。(⑧)

OKボタンをクリックする
OKボタンをクリックする

これで時刻は表示されるようになります。

ただ、TIME関数を入力すると、自動的に表示形式に「h:mm AM/PM」が設定されます。

時刻の表示を変更したい場合は、「ホーム」タブをクリックします。(⑨)

「数値の書式」の▼をクリックします。(⑩)

「時刻」をクリックします。(⑪)

表示形式を「時刻」に設定する
表示形式を「時刻」に設定する

これで時刻が、「h:mm:ss」形式で表示することができます。

他のセルにオートフィルで反映します。(⑫)

オートフィルで反映する
オートフィルで反映する

これで時刻を表示することができます。

時刻を表示することができる
時刻を表示することができる

まとめ

ExcelのTIME関数は、時刻データの操作や計算を行うための関数です。

TIME関数を使いこなして、Excelでの時刻データ処理をスムーズにしましょう。

記事のまとめ

  • TIME関数は、時、分、秒を指定して、時刻を生成する関数
  • TIME関数の構文は、「=TIME(時, 分, 秒)」

Excelの基本的な操作方法から、便利な機能の活用術まで、幅広く紹介しています。

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