Excelでカレンダーを作成する際、祝日を手作業で色付けするのは手間がかかりますよね。
そんなときに便利なのが、条件付き書式を使って祝日を自動で色付けする方法です!
このテクニックを使えば、簡単に祝日を強調でき、カレンダーがより視覚的にわかりやすくなります。
この記事では、条件付き書式を活用して、簡単に祝日に色を付ける手順を解説します。
目次
祝日に自動的に色を付ける方法
Excelで条件付き書式を使用し祝日に色を付ける手順は次の通りになります。
事前準備:祝日のリストを作成しよう
まず、祝日の日付一覧を作成しておきます。(①)
✅ ポイント
- 日付だけでOK(祝日名は不要)
- 別シートに作成しても問題ありません!
例:セル「F3:F23」に祝日一覧を入力するイメージです。

手順1:カレンダーの日付範囲を選択
色を付けたいカレンダー部分をドラッグして選択します。(②)

手順2:条件付き書式を設定
「ホーム」タブをクリックします。(③)
「スタイル」グループにある「条件付き書式」をクリックします。(④)

「新しいルール」をクリックします。(⑤)

手順3:数式を入力する
「新しい書式ルール」ダイアログボックスが表示されます。
「数式を使用して、書式設定するセルを決定」をクリックします。(⑥)
数式ボックスに以下を入力します。
=COUNTIF($F$3:$F$23, $B3)=1
$F$3:$F$23
:祝日リストの範囲(絶対参照)$B3
:カレンダーの日付セル(列だけ絶対参照)
※例では、カレンダーの日付が「B列」にある想定です。

手順4:祝日の書式を設定する
これで条件の入力が終わったので、次に祝日だった場合の書式を設定します。
「書式」をクリックします。(⑧)

「セルの書式設定」ダイアログボックスが表示されます。
「塗りつぶし」タブをクリックします。(⑨)
希望する色をクリックして選択します。(⑩)
OKボタンをクリックします。(⑪)

手順5:設定を確定する
「新しい書式ルール」ダイアログに戻るので、「OK」をクリックして確定します。(⑫)

これで、カレンダー上の祝日に自動で色が付くようになります!

よくある質問 (FAQ)
Q1. 祝日のデータはどこから取得すればいいですか?
A. 日本の祝日は、国の公式サイトやカレンダーから確認できます。これらの情報をExcelに入力することができます。
Q2. 条件付き書式を設定する際、祝日の日付が変更になった場合どうすればいいですか?
A. 祝日の日付を更新し、その日付に基づいて条件付き書式の範囲を再設定する必要があります。
Q3. 祝日以外の特定の日付も色付けできますか?
A. はい、条件付き書式を追加で設定することで、特定の日付も自動で色付けできます。
Q4. 色付けのスタイルを変更する方法はありますか?
A. 条件付き書式のルールを編集し、色やフォントスタイルを変更することができます。ルールを編集するには、「条件付き書式」の「ルールの管理」から変更することができます。
Q5. カレンダーに祝日以外のイベントも色付けできますか?
A. もちろんです。追加の条件付き書式を設定することで、さまざまなイベントを色付けできます。
まとめ
ポイント | 内容 |
---|---|
祝日リスト作成 | 日付だけ入力 |
条件付き書式 | COUNTIF関数で祝日と一致を判定 |
デザイン自由 | 好きな色で祝日を目立たせよう |
祝日を自動で色付けすれば、カレンダー作成がぐっと効率的になり、見た目も整います!
ぜひこのテクニックを活用して、Excelでのスケジュール管理をもっと楽しくしてみてください!
