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Excelで特定の文字を入力すると自動的に色を付ける方法(条件付き書式)

2024年2月16日

Excelでは、特定の文字を入力した際に自動的にセルの色を変更できる条件付き書式機能が便利です。

これにより、重要なデータや特定の項目を強調表示することができます。

この記事では、条件付き書式を使って、特定の文字に対して自動的に色を付ける方法をわかりやすく解説します。

記事内容

今回は、条件付き書式を使って特定の文字を入力すると自動的に色を付ける方法を紹介します。

条件付き書式で特定の文字が入力されると色を付ける方法

Excelの条件付き書式で特定の文字が入力されると色を付ける方法を紹介します。

例として下の図の表で出席が「〇」だったら色が付くようにします。

「〇」が入力されているセルに色を付けたい
「〇」が入力されているセルに色を付けたい

手順は次のようになります。

「〇」だったら色が付くようにしたいセルを選択します。(①)

「ホーム」タブをクリックします(②)

「スタイル」グループにある「条件付き書式」をクリックします。(③)

条件付き書式を設定したいセルを選択し、「ホーム」タブから「条件付き書式」をクリックする
条件付き書式を設定したいセルを選択し、「ホーム」タブから「条件付き書式」をクリックする

表示されたメニューから「セルの強調表示ルール」にマウスをポイントします。(④)

表示された一覧から「文字列」をクリックします。(⑤)

※今回の例だと、「指定の値に等しい」でも大丈夫です。

「指定の値に等しい」だと、指定した文字と完全に一致にした場合(完全一致)という条件になります。

「文字列」だと、指定した文字が含まれていた場合(部分一致)という条件になります。

「セルの強調表示ルール」から「文字列」をクリックする
「セルの強調表示ルール」から「文字列」をクリックする

「文字列」ダイアログボックスが表示されます。

左側のボックスに設定したい文字を入力します。(⑥)

今回は、「〇」と入力します。

これで初期設定の色は付くようになります。

もしこれでよい場合、OKボタンをクリックすれば設定は完了です。

「〇」を入力する
「〇」を入力する

色などの書式をカスタマイズしたい場合は、「書式」のプルダウンリストをクリックします。(⑦)

「書式」のプルダウンをクリックする
「書式」のプルダウンリストをクリックする

表示されたメニューから「ユーザー設定の書式」をクリックします。(⑧)

「ユーザー設定の書式」をクリックする
「ユーザー設定の書式」をクリックする

「セルの書式設定」ダイアログボックスが表示されます。

指定した文字だった場合の書式を設定します。

今回は「〇」のセルに色を付けたいので「塗りつぶし」タブをクリックします。(⑨)

任意の色を選択します。(⑩)

OKボタンをクリックします。(⑪)

「塗りつぶし」から色を選択する
「塗りつぶし」から色を選択する

「文字列」ダイアログボックスに戻ります。

これで設定は完了したので、OKボタンをクリックします。(⑫)

OKボタンをクリックする
OKボタンをクリックする

これで特定の文字が入力された時に、色がつく条件付き書式の設定が完了しました。

「〇」が入力されているセルに色が付く
「〇」が入力されているセルに色が付く

例えば、今、空白のセルに「〇」を入力すると、

文字を入力すると
文字を入力すると

自動的に色が付くようになりました。

自動的に色がつく
自動的に色がつく

よくある質問 (FAQ)

Q1: 特定の文字を入力したときに自動的に色が変わるように設定する方法を教えてください。
A1: 「条件付き書式」を使うことで設定できます。「ホーム」タブの「条件付き書式」→「セルの強調表示ルール」から、「文字列」を選択し、文字の設定と希望の書式を指定します。

Q2: 特定の複数の文字や語句に対して、それぞれ異なる色を自動的に付けることはできますか?
A2: はい、条件付き書式を複数追加し、それぞれの文字ごとに異なる色を設定することが可能です。

Q3: 設定した条件付き書式が一部のセルにしか適用されません。原因は何ですか?
A3: 条件付き書式の適用範囲が限定されている可能性があります。適用範囲を確認し、必要に応じて広げてみてください。

Q4: 特定の文字が含まれるセル全体ではなく、文字の部分だけを色付けすることはできますか?
A4: Excelの条件付き書式では、セル全体に書式が適用されるため、特定部分だけに色を付けることはできません。部分的な色付けには手動での書式設定が必要です。

Q5: 特定の文字を削除したときに自動的に色を戻すことはできますか?
A5: はい、条件付き書式はルールに該当する文字がセルにない場合、自動的に標準の書式に戻ります。

Q6: 複数のシートに同じ条件付き書式を適用する方法はありますか?
A6: それぞれのシートで条件付き書式を設定するか、設定したシートをコピーして複数シートに適用する方法があります。

Q7: 条件付き書式で特定の文字を入力すると背景色以外のフォント色も変更できますか?
A7: はい、条件付き書式ではフォント色も指定できます。新しいルール設定時に、「書式」でフォントの色を選択してください。

Q8: 行全体に色を付けるにはどのように設定すれば良いですか?
A8: 条件付き書式で「新しいルール」から「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選び、数式を=$A1="条件"のように指定すると、該当する行全体に色が付きます。列の指定に $ 記号を使うのがポイントです。
詳しくは以下の記事をご覧ください。

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まとめ

今回の記事では、条件付き書式を使用して特定の文字が入力された際に自動でセルに色を付ける方法を解説しました。

この設定により、重要なデータや特定の情報を瞬時に視覚的に区別できるようになり、大量のデータを管理する際にも見逃しが減ります。

ぜひ、日常の業務で活用して、データ整理の効率化を図りましょう。

記事のまとめ

  • 「ホーム」タブ > 「条件付き書式」 > 「セルの強調表示ルール」 > 「文字列」をクリックする
  • 「文字列」ダイアログボックスで、文字と書式の設定を行う

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