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Excelで生年月日から年齢を自動計算する方法|DATEDIF関数で年齢計算

2024年3月8日

Excelで、社員名簿や顧客リストなど、大量の生年月日データを扱う際に、年齢を一つ一つ手計算するのは大変ですよね。

そんな時に便利なのが、DATEDIF関数を使った年齢の自動計算です。

今回は、DATEDIF関数を使って、Excelで生年月日から年齢を簡単に計算する方法を紹介します。

この記事を読みことで得られるメリット

ExcelでDATEDIF関数を使って、生年月日から年齢を計算する方法がわかります。

DATEDIF関数の構文

DATEDIF関数の書式は以下の通りです。

DATEDIF関数の書式

=DATEDIF(開始日, 終了日, "Y")

  • 開始日: 満年齢を計算したい対象の生年月日
  • 終了日: 満年齢を計算したい基準日
  • "Y": 年齢の単位を満年齢で指定

DATEDIF関数は、入力候補や関数の挿入ダイアログボックスに表示されません。

年齢を計算する方法

具体的な例で年齢を計算する方法を紹介します。

年齢を表示するセルに、

=DATEDIF(

と入力します。(①)

「=DATEDIF(」と入力する
「=DATEDIF(」と入力する

生年月日のセルをクリックします。今回の例ではセル「C4」をクリックします。(②)

生年月日のセルをクリックする
生年月日のセルをクリックする

カンマ「,」を入力します。(③)

カンマを入力する
カンマを入力する

満年齢を計算したい基準日をクリックします。今回の例では、セル「D1」をクリックします。(④)

「F4」キーを押して、絶対参照「$D$1」にします。(⑤)

年齢を計算する基準日をクリックし、絶対参照にする
年齢を計算する基準日をクリックし、絶対参照にする

カンマ「,」を入力します。(⑥)

カンマを入力する
カンマを入力する

満年齢を指定してするため、「"Y"」と入力します。(⑦)

Enterキーを押します。(⑧)

計算式としては、

=DATEDIF(C4,$D$1,"Y")

になります。

「"Y"」と入力する
「"Y"」と入力する

これで最初の人の年齢を求めることができたので、他のセルにオートフィルで反映します。

オートフィルで反映する
オートフィルで反映する

これで年齢を計算することができました。

年齢を計算することができる
年齢を計算することができる

まとめ

DATEDIF関数を使えば、Excelで生年月日から年齢を簡単に自動計算することができます。

人事データの管理や、顧客分析など、様々な場面で活用できる便利な関数ですので、ぜひマスターしてみてください。

今回は、基準日をセルを参照する形で指定しましたが、現在の年齢を計算するのであれば、

=DATEDIF(C4,TODAY(),"Y")

で計算することもできます。

またDATEDIF関数は、Excelの公式にサポートされていない関数なので、入力候補や関数の挿入ダイアログボックスなどには表示されませんのでご注意ください。

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