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【Excel】COUNTA関数を使って空白以外のセルの個数を数える方法

2023年7月28日

ExcelのCOUNTA関数は、セル範囲内の空白以外のセルの数を数える関数です。

COUNTA関数は数値やテキストなど、どんな種類のデータであっても、空白以外であればカウントします。

この関数を活用することで、データの入力状況や個数を簡単に把握することができます。

記事内容

今回は、ExcelのCOUNTA関数を使って空白以外のセルの個数を数える方法について紹介します。

COUNTA関数の構文

COUNTA関数の基本的な構文は以下の通りです。

COUNTA関数の書式

=COUNTA(値1, [値2], ...)

  • 値1, 値2, ... にはカウントしたいデータが含まれるセルの範囲や値を指定します。値を複数指定することができます。セル範囲を指定する場合は、セル範囲を「A1:A10」のように表記します。

例えば、A1セルからA5セルまでの範囲に数値やテキストが入力されている場合、以下のようにCOUNTA関数を使用して数えることができます。

=COUNTA(A1:A5)

COUNTA関数は、上記の例でA1からA5の5つのセルに入力がある場合、5という結果を返します。空白以外のセルが何個あるかをカウントすることができるのです。

※注意点
COUNTA関数は空白以外のデータの個数を数えるため、空白文字(半角スペースや全角スペース)が含まれている場合もカウントします。また、数式などの結果により空白でも(見た目は空白でも)、COUNTA関数でカウントされることに注意してください。

COUNTA関数の使用方法

具体的な使用例で説明します。

下の図のような表があり、セル「B13」に会員数を表示したいとします。

COUNT関数を使用して会員数を数えようとすると

下の図のように「0」になってしまい正しく求めることができませんでした。

※COUNT関数は数値のみをカウントするので、文字をカウントすることはできないため

次にCOUNTA関数を使用して会員数を数えてみましょう。

COUNTA関数の入力方法は、以下の手順で行います。

カウント数を表示するセルを選択します。(①)

「数式」タブを選択します。(②)

「その他の関数」をクリックします。(③)

メニューが表示されるので、「統計」にマウスをポイントします。(④)

「統計」の関数一覧が表示されるので、「COUNTA」をクリックします。(⑤)

「関数の引数」ダイアログボックスが表示されます。

カウントしたい範囲をドラッグして指定します。(⑥)

今回の例ではセル「B3」から「B12」をドラッグします。

そうすると引数の「値1」にドラッグした範囲が入力されます。今回は、「B3:B12」と入力されます。

カウントする範囲が正しいことを確認し、OKボタンを押します。(⑦)

これで氏名をカウントすることができます。

会員数が「10」と表示され正しい値を求めることができました。

まとめ

このようにCOUNTA関数は、セル範囲内にあるデータの個数を簡単に数えることができ、データ分析や集計に非常に便利です。

ぜひ上手に活用して、効率的なデータ処理を行いましょう。

記事のまとめ

  • COUNTA関数は、空白セル以外のデータ(数字や文字)の個数を数える
  • 引数で、カウントしたいセル範囲を指定する
  • 空白文字(半角スペースや全角スペース)も数えるので注意
  • 数式などの結果により空白でも(見た目は空白でも)数えるので注意

COUNT関数とCOUNTA関数の説明に関してはこちらの記事もご覧ください。

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