皆様、エクセルのCOUNT関数とCOUNTA関数の違いはご存知でしょうか?
両方ともセルの個数を数える関数なのですが、この2つの関数の違いについて説明しようと思います。
COUNT関数とCOUNTA関数の違い
COUNT関数は、数値が入っているセルの個数を数える関数になります。
関数の書き方は
=COUNT(数を数えたい範囲)
になります。
例えば、以下のような表があった場合
=COUNT(C3:C8)と書かれているので、C3からC8までの数値の個数を数えます。
ここでは「1」という数字が4か所書かれていますので、4という数字が表示されます。
ではこれを以下のように「1」を「〇」という文字に置き換えてみましょう。
先ほどの数字の時は4という数字が表示されていましたが、今度は0になってしまい上手く数えてくれませんでしたね。
これは「〇」が数字ではなく文字なので数えてくれなかった為になります。
では今回のように「〇」という文字を数えたい場合はどうすればよいかというと、COUNTA関数(Aがついているのでカウントエー関数)を使用すれば数えることができます。
COUNTA関数の書き方は、COUNT関数とほぼ同じで、「COUNT」を「COUNTA」にすれば使うことができます。
さきほどの例でいくと
=COUNTA(C3:C8)
になります。
まとめ
COUNT関数は数値が入っているセルの個数を数える関数になります。
COUNTA関数は空白以外(文字など)のセルの個数を数える関数になります。COUNTAのAはCount Allということで文字や数字などすべて数えると覚えてください。
COUNTA関数は、スペースも文字として数えてしまうので注意してくださいね。
記事のまとめ
- COUNT関数は数値が入っているセルの個数を数える
- COUNTA関数は空白以外(数値や文字など)のセルの個数を数える