Wordで、スペースを入力したり、改行したりすると記号が表示される時があると思います。この記号がどういうものかご存じでしょうか?今回はその記号の意味や種類について紹介します。
Wordの編集記号とは
Wordの編集記号とは、文字通り編集の過程を記号で表したものです。通常は印刷されませんが、表示することで、文字の配置や書式設定を確認しやすくなります。
編集記号には、主に以下のようなものがあります。
- スペース:半角スペースと全角スペースの区別がわかる
- 改行:段落の区切りがわかる
- タブ:タブキーを押した位置がわかる
- 改ページ:ページ区切りがわかる
- 段区切り:段の区切りがわかる
編集記号を表示する
編集記号を表示するのは非常に簡単に行うことができます。
編集記号を表示するには、リボンの「ホーム」タブにある「編集記号の表示/非表示」ボタンをクリックします。

下の図のように「編集記号の表示/非表示」ボタンがグレーになっている時は表示する設定になっています。

主な編集記号を紹介
段落記号
段の区切りを表す記号です。初期設定では、「編集記号の表示/非表示」の状態にかかわらず常に表示されています。

全角スペース(空白)
全角スペースは□で表示されます。編集記号は印刷されません。記号の□とは違いますのでご注意ください。

半角スペース(空白)
半角スペースは・で表示されます。小さくて見えにくいのでご注意ください。

タブ
文字の位置を揃えるために使用されます。初期状態では、タブを押すごとに4、8、12と4文字ごとに揃います。

改ページ
ページの切り替わりを明示的に指定するときに使用します。

まとめ
編集記号を表示することで、以下のようなメリットがあります。
- 文字の配置や書式設定を正確に確認できる
- 誤字脱字や表記ミスを防ぐことができる
- 校正や編集がしやすくなる
オススメはWordで作業をするときは常に編集記号を表示した状態で作業するのが良いと思います。
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