COUNTIF関数は、指定した範囲内で条件に一致するセルの数をカウントするExcelの関数です。例えば、ある列に「合格」「不合格」の文字が入っている場合、COUNTIF関数を使って「合格」の数をカウントすることができます。
COUNTIF関数の書式は以下の通りです。
=COUNTIF(範囲,条件)
範囲は、条件に一致するセルを探す範囲を指定します。条件は、一致するセルの内容を指定します。条件は、数値や文字列、セル参照などが使えます。また、比較演算子(=, <, >, <=, >=, <>)も使えます。例えば、「5以上の数値をカウントする」場合は、「>=5」という条件になります。
具体的な使用例で説明します。

のような表があったとします。
まずこの中から、60点以上の人数をセルB14に表示するようにします。

のように関数を入力すると、得点が入っている範囲から60以上の個数を表示することができます。
次に、性別が、”男”と”女”のそれぞれの人数を表示したいと思います。

このように範囲にB3からB12と入力し、検索条件に”男”と入力すると性別が男の人の人数を調べることができます。これを”女”についても入力すると

のように表示することができました。今回の例では、検索条件に”女”と書きましたが、セルA16を入力しても大丈夫です。
以上が、COUNTIF関数の基本的な使い方です。COUNTIF関数は、単純な集計や分析に便利な関数です。ぜひ覚えておきましょう。
まとめ
Excelには今回ご紹介したCOUNTIF関数以外にも便利な関数や機能などがたくさんあります。
Excelの関数で分からないことがある、Excelを基礎から習いたいなどありましたら東村山市のパソコン教室キュリオステーション久米川店では、初心者向けのExcel講座を開講しております。ご興味がありましたらお気軽にお問い合わせください。