Wordでフォントサイズを大きくすると、行間も広がってしまい、見た目が悪くなってしまうことがあります。
特に既定のフォントに設定されている「游明朝」の時に起こります。
これは、「文字を行グリッド線に合わせる」という設定が原因になります。
この設定を解除することで、行間が広がるのを防ぐことができます。
フォントサイズを大きくすると、行間が広がってしまう
Wordでフォントが「游明朝」などの時、フォントサイズが「10.5」の時は行間が普通なのに、
フォントサイズを1段階大きく「11」にすると行間が広がってしまいます。
これは文字を行グリッド線に合わせて表示する設定になっているためになります。
行間が広がるのを直す方法
行間が広がってしまう問題を直すには、「文字を行グリッド線に合わせる」設定を解除する必要があります。
行間を直したい段落を選択します。(①)
「ホーム」タブをクリックします。(②)
「段落」グループにある「段落の設定」(右下の矢印)をクリックします。(③)
「段落」ダイアログボックスが表示されます。
「インデントと行間隔」タブを選択します。(④)
「1ページの行数を指定時に文字を行グリッド線に合わせる」のチェックを外します。(⑤)
OKボタンをクリックします。(⑥)
これで行間隔が不自然に広がるのを修正することができます。
まとめ
Wordでフォントサイズを大きくすると行間が広がるのを防ぐには、「文字を行グリッド線に合わせる」設定を解除する必要があります。
上記の手順を参考に、行間を調整してみてください。
記事のまとめ
- Wordでフォントが「游明朝」などの時に、フォントサイズを大きくすると行間が広がってしまう理由は、行グリッド線に合わせて表示する設定になっているため
- これを直すには、「段落」ダイアログボックスの「インデントと行間隔」タブで、「1ページの行数を指定時に文字を行グリッド線に合わせる」のチェックを外す