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Wordでページ番号を途中から振る方法|特定のページから簡単設定

Wordを使用していると、ドキュメントの途中からページ番号を挿入したい場面があります。

このような場合、Wordのセクション区切りとページ番号機能を活用することで簡単に対応できます。

本記事では、その具体的な手順を初心者の方でもわかりやすく解説します。

記事内容

今回は、Wordでページ番号を途中から振る方法を紹介します。

Wordでページ番号を途中から振るには、以下の手順を行います。

  1. セクション区切りを挿入する。
  2. 前のセクションとのリンクを解除する。
  3. 必要なページ番号の設定を行う。
  4. ページ番号を挿入する

これらを順に説明します。

1.セクション区切りを挿入する

ページ番号を途中から振るためには、セクションを分ける必要があります。

ページ番号を振り始めたいページの先頭にカーソルを置きます。(①)

「レイアウト」タブを選択します。(②)

「ページ設定」グループにある「区切り」をクリックします。(③)

ページの先頭にカーソルを置き、「レイアウト」タブの「区切り」をクリックする
ページの先頭にカーソルを置き、「レイアウト」タブの「区切り」をクリックする

「セクション区切り」の「次のページから開始」をクリックします。(④)

これで文書が2つのセクションに分かれます。

「セクション区切り」の「次のページから開始」をクリックする
「セクション区切り」の「次のページから開始」をクリックする

2.前のセクションとのリンクを解除する

デフォルトでは、前のセクションとページ番号がリンクされています。このリンクを解除する必要があります。

ページ番号を挿入するページにカーソルがある状態で、「挿入」タブを選択します。(⑤)

「フッター」をクリックします。(⑥)

「挿入」タブの「フッター」をクリックする
「挿入」タブの「フッター」をクリックする

「フッターの編集」をクリックします。(⑦)

「フッターの編集」をクリックする
「フッターの編集」をクリックする

これで「ヘッダーとフッター」タブが表示されます。

「ヘッダーとフッター」タブが選択されていることを確認し、「前と同じヘッダー/フッター」をクリックして解除します。(⑧)

「前と同じヘッダー/フッター」をクリックして解除する
「前と同じヘッダー/フッター」をクリックして解除する

3.ページ番号の開始番号を指定する

「ヘッダーとフッター」タブにある「ページ番号」をクリックします。(⑨)

「ページ番号の書式設定」をクリックします。(⑩)

「ページ番号」の「ページ番号の書式設定」をクリックする
「ページ番号」の「ページ番号の書式設定」をクリックする

「ページ番号の書式」ダイアログボックスが表示されます。

開始番号を選択し、希望の番号を入力します。(⑪)

OKボタンをクリックします。(⑫)

「開始番号」に希望の番号を入力する
「開始番号」に希望の番号を入力する

4.ページ番号を挿入する

「ヘッダーとフッター」タブにある「ページ番号」をクリックします。(⑬)

「ページの下部」にマウスをポイントします。(⑭)

位置と形式を指定します。(例:下部中央)(⑮)

「ページ番号」→「ページの下部」から希望の形式や位置を選択する
「ページ番号」→「ページの下部」から希望の形式や位置を選択する

これで指定のページからページ番号を振ることができます。

ページ番号が正しく表示されていることを確認し、「ヘッダーとフッターを閉じる」をクリックします。(⑯)

「ヘッダーとフッターを閉じる」をクリックする
「ヘッダーとフッターを閉じる」をクリックする

Q1: 目次や表紙を含むページ番号を非表示にできますか?
A1: はい、セクション区切りを使えば目次や表紙のページ番号を非表示にできます。

Q2: ページ番号をローマ数字やアルファベットに変更できますか?
A2: 可能です。「ページ番号の書式」で番号形式を選択してください。

Q3: セクション区切りを削除するとどうなりますか?
A3: 削除すると、ページ番号の設定が全体に影響するため注意が必要です。

Q4: ページ番号が連続しません。どうすればいいですか?
A4: ページ番号の書式設定で「連続番号」または「開始番号」を再設定してください。

Q5: Wordのバージョンによって操作が異なりますか?
A5: 基本的な操作は同じですが、UIの表示が異なる場合があります。

Wordでページ番号を途中から振る方法は、セクション区切りを使うことで簡単に設定できます。

この機能を活用することで、表紙や目次を除いた本編からページ番号を始めるなど、より見栄えの良い文書を作成できます。

慣れてしまえば数分で設定可能なので、ぜひ試してみてください!

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