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【Excel】COUNTBLANK関数を使って空白セルを数える方法

2023年9月8日

Excelでデータを管理する際、空白セルの数を把握したいことはありませんか?

そんなときに役立つのが「COUNTBLANK関数」です。

この関数を使えば、表の中で空白になっているセルを簡単に数えることができます。

例えば、A1からA10までの範囲にデータが入っているとします。

その中で、空白セルが何個あるかを知りたい場合は、=COUNTBLANK(A1:A10)という式を入力します。

そうすると空白セルの数が返されます。

本記事では、COUNTBLANK関数の基本的な使い方を詳しく解説します。

記事内容

今回は、ExcelのCOUNTBLANK関数を使って空白セルを数える方法を紹介します。

COUNTBLANK関数の基本的な構文

COUNTBLANK関数の基本的な構文は以下の通りです。

COUNTBLANK関数の書式

=COUNTBLANK(値1, [値2], ...)

  • 値1, 値2, ... にはカウントしたいデータが含まれるセルの範囲や値を指定します。値を複数指定することができます。セル範囲を指定する場合は、セル範囲を「A1:A10」のように表記します。

COUNTBLANK関数の使い方は簡単ですが、注意点もあります。

  • 空白セルとは、文字や数字など何も入力されていないセルのことです。つまり、0や空白文字(スペースやタブなど)が入っているセルは、空白セルとはみなされません。
  • 数式が入っているセルも空白セルではありません。たとえ数式の結果が空白になっても、セルには数式が入っているので、空白セルではないのです。

COUNTBLANK関数の使用方法

具体的な使用例で説明します。

得点が空白のセルの数から欠席者数を求める
得点が空白のセルの数から欠席者数を求める

のような試験結果の表があり、セル「C13」に欠席者数を表示したいとします。

そのような場合に次のようにCOUNTBLANK関数を入力すると求めることができます。

COUNTBLANK関数を入力する手順は以下の通りです。

カウント数を表示するセルを選択します。(①)

「数式」タブを選択します。(②)

「その他の関数」をクリックします。(③)

「数式」タブから「その他の関数」をクリックする
「数式」タブから「その他の関数」をクリックする

そうするとメニューが表示されるので、「統計」にマウスをポイントします。(④)

「統計」の関数一覧が表示されるので、「COUNTBLANK」をクリックします。(⑤)

「統計」から「COUNTBLANK」をクリックする
「統計」から「COUNTBLANK」をクリックする

「関数の引数」ダイアログボックスが表示されます。

カウントしたい範囲をドラッグして指定します。今回の例ではセル「C3」から「C12」をドラッグします。(⑥)

そうすると引数の「範囲」にドラッグした範囲が入力されます。今回は、「C3:C12」と入力されます。

カウントする範囲が正しいことを確認し、OKボタンを押します。(⑦)

引数にカウントする範囲を指定する
引数にカウントする範囲を指定する

これCOUNTBLANK関数を入力することができます。

空白な箇所は4箇所でしたので、「4」と表示されました。

COUNTBLANK関数を使用することで空白のセルの数を数えることができた
COUNTBLANK関数を使用することで空白のセルの数を数えることができた

まとめ

空白セルを数える際には、COUNTBLANK関数が非常に便利です。

特に大規模なデータセットで空白を確認する際、手動では時間がかかる作業もこの関数なら一瞬で完了します。

データ分析や管理の場面で役立つこの機能を、ぜひ実践で活用して作業効率を向上させてください。

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