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ExcelのCOUNTIFS関数の使い方 | 複数の条件でセルを数える

2024年2月3日

COUNTIFS関数は、Excelで複数の条件を満たすセルの数をカウントする関数です。

条件に合致するデータを見つけ出す場合や、データ分析を行う際に非常に便利です。

記事内容

今回は、ExcelのCOUNTIFS関数について紹介します。

COUNTIFS関数の基本的な構文

COUNTIFS関数の書式は以下の通りです。

COUNTIFS関数の書式

=COUNTIFS(範囲1, 検索条件1, 範囲2, 検索条件2, ...)

  • 範囲1:条件を適用するセル範囲
  • 検索条件1:範囲1で検索する条件
  • 範囲2:条件を適用するセル範囲(省略可)
  • 検索条件2:範囲2で検索する条件(省略可)

COUNTIFS関数の使い方

COUNTIFS関数の使い方を具体的な例で紹介します。

下の図のような表があり、得点が80点以上の男性と女性の人数を求めます。

得点が80点以上の男性と女性の人数を求める
得点が80点以上の男性と女性の人数を求める

最初に人数を求めるセル「G3」を選択します。(①)

「数式」タブを選択します。(②)

「その他の関数」をクリックします。(③)

人数を求めるセルを選択し、「数式」タブの「その他の関数」をクリックする
人数を求めるセルを選択し、「数式」タブの「その他の関数」をクリックする

表示されたメニューから「統計」にマウスをポイントします。(④)

表示された関数一覧から「COUNTIFS」をクリックします。(⑤)

「統計」から「COUNTIFS」をクリックする
「統計」から「COUNTIFS」をクリックする

「関数の引数」ダイアログボックスが表示されます。

「検索条件範囲1」のボックスにカーソルがあることを確認し、性別のセル「C3」から「C12」をドラッグします。(⑥)

後でオートフィルを行うので、固定するために「F4」キーを押して絶対参照にします。(「$C$3:$C$12」)

「検索条件範囲1」には「$C$3:$C$12」を指定する
「検索条件範囲1」には「$C$3:$C$12」を指定する

「検索条件1」のボックスをクリックし、セル「F3」をクリックします。(⑦)

「検索条件1」に「F3」と入力する
「検索条件1」に「F3」と入力する

「検索条件範囲2」のボックスをクリックし、得点のセル「D3」から「D12」をドラッグします。(⑧)

後でオートフィルを行うので、固定するために「F4」キーを押して絶対参照にします。(「$D$3:$D$12」)

「検索条件範囲2」には「$D$3:$D$12」を指定する
「検索条件範囲2」には「$D$3:$D$12」を指定する

「検索条件2」のボックスをクリックし、「">=80"」と入力します。(⑧)

「検索条件2」に「">=80"」と入力する
「検索条件2」に「">=80"」と入力する

各引数の設定をまとめると下の図になります。

これで設定が終わったので、OKボタンを押します。

各引数の設定
各引数の設定

これで「得点が80点以上の人」の「男性」の人数を求めることができました。

あとは「女性」の方にも反映するためにオートフィルを行います。

オートフィルで反映する
オートフィルで反映する

これで得点が80点以上の男性と女性の人数を求めることができました。

得点が80点以上の男性と女性の人数を求めることができた
得点が80点以上の男性と女性の人数を求めることができた

COUNTIFS関数は、複数の条件を満たすセルの数をカウントする便利な関数です。

データ分析やデータ抽出など、さまざまな用途に活用できます。

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