Wordで文章を入力していると、前の段落の書式が引き継がれてしまうことがあります。
例えば、見出しの後に本文を入力しようとすると、見出しと同じ太字で入力されてしまうことがあります。
このような場合、前の段落から書式を引き継がずに、新しい書式で入力したいことがあります。
Wordでは前の段落の書式が引き継がれる
Wordで、フォントサイズや下線を引いて「Enter」キーを押すと、
次の段落も同じ書式になります。
ただ、前の段落から書式を引き継がずに、新しい書式で入力したいこともあります。
そこで、前の段落から書式を引き継がずに入力する方法を3つ紹介します。
ショートカットキーを使う
ショートカットキーを使用して、書式を引き継がずに入力する方法を紹介します。
手順は次の通りになります。
改行を行う前に、「Ctrl」+「スペース」を押します。(①)
改行する為に、「Enter」キーを押します。(②)
そうすると、前の段落の書式は引き継がれません。
ただし、この方法の場合、段落に対する書式(中央揃え等)は引き継がれます。
もし段落書式も引き継ぎたくない場合は、次に紹介する方法で行ってください。
書式をクリアする方法
書式をクリアすることで、前の段落の書式を引き継がないで入力することができます。
手順は次の通りになります。
通常通り改行を行い、その段落にカーソルがある状態にします。(①)
「ホーム」タブをクリックします。(②)
「フォント」グループの「すべての書式をクリア」をクリックします。(③)
そうすると前の段落の書式を引き継がない(段落書式も)で、入力することができます。
スタイルを使用する方法
スタイルを使用することでも、書式を引き継がないで入力することができます。
通常通り改行を行い、その段落にカーソルがある状態にします。(①)
「ホーム」タブをクリックします。(②)
「スタイル」の「標準」をクリックします。(③)
そうすると前の段落の書式を引き継がない(段落書式も)で、入力することができます。
まとめ
Wordで前の段落から書式を引き継がずに入力するには、いくつかの方法があります。
それぞれの特徴を理解して、目的に合った方法を使用してください。
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