Excelを使って、特定の月の営業日数を簡単に計算する方法をご紹介します。
営業日数とは、土日や祝日を除いた平日の数のことを指します。
この記事では、Excelの便利な関数を活用して、効率的に営業日数を計算する手順を解説します。
月の営業日数を計算する方法
手順1:営業日数を計算する準備
1.開始日と終了日を設定する
- 開始日:月の初日(例:2025年2月1日)
- 終了日:月の最終日(例:2025年2月28日)
2.祝日をリストアップする
別の列に、その月の祝日をリストとして入力します。たとえば、F3からF5のセルに祝日を入力します。
手順2:NETWORKDAYS関数を使う
NETWORKDAYS関数とは?
NETWORKDAYS関数は、開始日と終了日を指定すると、土日を除いた営業日数を計算してくれる便利な関数です。
また、祝日を除外するオプションも利用できます。
実践例
月の営業日数を計算する手順は次の通りになります。
営業日数を表示するセルを選択します。(①)
「数式」タブを選択します。(②)
「関数ライブラリ」グループにある「日付/時刻」をクリックします。(③)
「NETWORKDAYS」をクリックします。(④)
「関数の引数」ダイアログボックスが表示されます。
「開始日」にセル「C2」を指定します。(⑤)
「終了日」にセル「C3」を指定します。(⑥)
「祭日」に祝日のリスト「F3:F5」を指定します。(⑦)
これで引数の入力は完了になります。
数式としては、以下のようになります。
=NETWORKDAYS(C2,C3,F3:F5)
OKボタンをクリックします。(⑧)
これで月の営業日数を計算することができます。
土日以外の休日を考慮する場合
土日以外の休日(例:土曜日と日曜日以外が休みの場合)を考慮する場合は、NETWORKDAYS.INTL
関数を使います。
NETWORKDAYS.INTL
関数の詳しい使い方については以下の記事をご覧ください。
たとえば、日曜日と月業日を休日とする場合、以下のように入力します。
=NETWORKDAYS.INTL(C2,C3,2,F3:F5)
よくある質問 (FAQ)
Q1: 最終日を自動で計算する方法はありますか?
A1: EOMONTH
関数を使うと、特定の月の最終日を自動計算できます。
=EOMONTH(C2,0)
Q2: 特定の曜日を除外して営業日数を計算する方法はありますか?
A2: NETWORKDAYS.INTL関数を使用し、除外する曜日をカスタマイズできます。
Q3: 特定の日付を営業日から除外するにはどうすればいいですか?
A3: NETWORKDAYSまたはNETWORKDAYS.INTL関数の引数に祝日リストを指定してください。
Q4: 月の途中から営業日数を計算する方法を教えてください。
A4: 開始日を指定してNETWORKDAYS関数を使用すれば計算可能です。
Q5: 月の営業日数をリアルタイムで更新できますか?
A5: TODAY関数を使用し、現在の日付を基準にNETWORKDAYS関数を組み合わせることで可能です。
まとめ
「Excelで月の営業日数を計算する方法」では、NETWORKDAYS関数やNETWORKDAYS.INTL関数を使用して、簡単に営業日数を算出する方法をご紹介しました。
特に、土日や祝日を除外して計算することができるため、スケジュール管理や業務計画に役立ちます。
さらに、特定の曜日を除外したり、祝日リストを動的に管理することで、より柔軟な計算が可能です。
これらの方法を使うことで、Excelを活用した効率的な業務管理が実現できます。
Excelの基本的な操作方法から、便利な機能の活用術まで、幅広く紹介しています。
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