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【Excel】条件付き書式で『以上』『以下』を設定する方法

2024年2月13日

Excelの条件付き書式は、セルの値が特定の条件を満たす場合に、書式設定を自動的に変更する便利な機能です。

この機能を使って、例えば、売上目標を達成しているセルを緑色に、未達成のセルを赤色にするといったことができます。

条件付き書式で、「以上」や「以下」は条件付き書式のメニューには表示されませんが、設定することができます。

記事内容

今回は、Excelの条件付き書式で「以上」や「以下」を設定する方法を紹介します。

条件付き書式で「以上」や「以下」を設定する方法

Excelの条件付き書式で「以上」や「以下」を設定する手順は次の通りになります。

下の図のような表で売上が「100」以上のセルに色を付けます。

「売上」が「100以上」のセルに色を付けたい
「売上」が「100以上」のセルに色を付けたい

条件付き書式を設定するセルを範囲選択します。(①)

「ホーム」タブをクリックします。(②)

「スタイル」グループにある「条件付き書式」をクリックします。(③)

条件付き書式を設定するセルを選択し、「ホーム」タブから「条件付き書式」をクリックする
条件付き書式を設定するセルを選択し、「ホーム」タブから「条件付き書式」をクリックする

表示されたメニューから「セルの強調表示ルール」にマウスをポイントします。(④)

「その他のルール」をクリックします。(⑤)

「セルの強調表示ルール」から「その他のルール」をクリックする
「セルの強調表示ルール」から「その他のルール」をクリックする

「新しい書式ルール」ダイアログボックスが表示されます。

「次の値より大きい」と表示されているプルダウンリストをクリックします。(⑥)

「次の値より大きい」と表示されている箇所をクリックする
「次の値より大きい」と表示されている箇所をクリックする

一覧から「次の値以上」をクリックします(⑦)

もし「以下」を設定したい場合は、「次の値以下」をクリックします。

一覧から「次の値以上」をクリックする
一覧から「次の値以上」をクリックする

値のボックスに、今回は「100以上」にしたいので、「100」と入力します。(⑧)

次に書式の設定を行います。

「書式」をクリックします。(⑨)

数値の入力を行い、書式ボタンをクリックする
数値の入力を行い、書式ボタンをクリックする

「セルの書式設定」ダイアログボックスが表示されます。

「塗りつぶし」タブを選択します。(⑩)

希望する色をクリックして設定します。(⑪)

OKボタンをクリックします。(⑫)

条件を満たした場合の書式の設定を行う
条件を満たした場合の書式の設定を行う

「新しい書式ルール」ダイアログボックスに戻ります。

これで条件および書式の設定が終わったので、OKボタンをクリックします。(⑬)

OKボタンをクリックする
OKボタンをクリックする

これで「100以上」のセルに色を付けることができました。

これで100以上という条件で条件付き書式を設定することができる
これで100以上という条件で条件付き書式を設定することができる

よくある質問 (FAQ)

Q1: 特定の数値以上や以下の値に自動で色を付けることはできますか?
A1: はい、条件付き書式で数値を基準にしたルールを設定し、条件に合わせて色を選択することで自動で色が付きます。

Q2: 条件付き書式の「以上」「以下」設定を解除する方法はありますか?
A2: 条件付き書式の「ルールの管理」から、該当するルールを選択して「削除」をクリックすれば解除できます。
詳しくは以下の記事をご覧ください。

合わせて読みたい

Q3: セルの値が自動で変わったとき、条件付き書式の色も自動で更新されますか?
A3: はい、セルの値が変わると条件付き書式のルールに基づいて自動的に色も更新されます。

Q4: 数字だけでなく日付にも「以上」「以下」の条件付き書式を適用できますか?
A4: はい、日付にも同様に「以上」「以下」の条件付き書式を設定して色を付けることができます。

Q5: 条件付き書式を使って「以上」と「以下」の2つの条件を1つのセルに同時に適用できますか?
A5: できます。2つの条件付き書式ルールをそのセルに設定し、それぞれの条件に基づいて異なる書式を適用できます。

まとめ

Excelの条件付き書式を使って、「以上」や「以下」といった条件を設定する方法を紹介しました。

この機能を使って、データ分析や資料作成を効率化しましょう。

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