Excelの条件付き書式は、セル値が特定の条件を満たす場合に、書式設定を自動的に変更する便利な機能です。
条件付き書式を使えば、空白セルに簡単に色を付けることができます。
これは、入力漏れを防いだり、データの抜けを視覚的に確認したりするのに役立ちます。
条件付き書式で空白のセルに色を付ける方法
具体的な例で紹介します。
下の図のような表で「得点」が空白のセルに自動的に色がつくようにします。
![空白のセルに自動的に色を付けたい](https://curio-kumegawa.com/school/wp-content/uploads/2024/02/Excel_Conditional_format_blank.png)
手順は次の通りになります。
空白だった場合に色を付けたいセルを選択します。(①)
「ホーム」タブを選択します。(②)
「スタイル」グループの「条件付き書式」をクリックします。(③)
![セルを選択し、「ホーム」タブから「条件付き書式」をクリックする](https://curio-kumegawa.com/school/wp-content/uploads/2024/02/Excel_Conditional_format_blank1.png)
表示されたメニューから「新しいルール」をクリックします。(④)
![「新しいルール」をクリックする](https://curio-kumegawa.com/school/wp-content/uploads/2024/02/Excel_Conditional_format_blank2-1024x618.png)
「新しい書式ルール」のダイアログボックスが表示されます。
「指定の値を含むセルだけを書式設定」をクリックして、選択します。(⑤)
「セルの値」と表示されているプルダウンをクリックします。(⑥)
![「指定の値を含むセルだけを書式設定」を選択し、「セルの値」のプルダウンをクリックする](https://curio-kumegawa.com/school/wp-content/uploads/2024/02/Excel_Conditional_format_blank4.png)
一覧から「空白」をクリックして選択します。(⑦)
![「空白」をクリックする](https://curio-kumegawa.com/school/wp-content/uploads/2024/02/Excel_Conditional_format_blank5.png)
「書式」ボタンをクリックします。(⑧)
![「書式」をクリックする](https://curio-kumegawa.com/school/wp-content/uploads/2024/02/Excel_Conditional_format_blank6.png)
「セルの書式設定」ダイアログボックスが表示されます。
空白だった場合の書式を設定します。
今回は空白のセルに色を付けたいので「塗りつぶし」タブをクリックします。(⑨)
任意の色を選択します。(⑩)
OKボタンをクリックします。(⑪)
![空白セルに適用したい書式を設定する](https://curio-kumegawa.com/school/wp-content/uploads/2024/02/Excel_Conditional_format_blank7.png)
これで空白だった場合という条件と書式を設定することができました。
最後にOKボタンをクリックします。(⑫)
![OKボタンをクリックする](https://curio-kumegawa.com/school/wp-content/uploads/2024/02/Excel_Conditional_format_blank8.png)
これで空白だった場合にセルに色を付けるという条件付き書式を設定することができました。
![空白セルに色を付ける条件付き書式を設定することができた](https://curio-kumegawa.com/school/wp-content/uploads/2024/02/Excel_Conditional_format_blank9.png)
この状態で、空白のセルに値を入力すると、
![条件付き書式を設定したセルに値を入力すると](https://curio-kumegawa.com/school/wp-content/uploads/2024/02/Excel_Conditional_format_blank10.png)
自動的に色が消えます。
![自動的に色が消える](https://curio-kumegawa.com/school/wp-content/uploads/2024/02/Excel_Conditional_format_blank11.png)
空白ではないセルに色を付ける方法
先ほどとは逆に空白ではないセルに色を付けることもできます。
先ほど「空白」を選択したところで、「空白なし」を選択して設定を行うと
![「空白なし」を選択する](https://curio-kumegawa.com/school/wp-content/uploads/2024/02/Excel_Conditional_format_blank12.png)
空白以外のセルに色を付ける条件付き書式を設定することができます。
![空白以外のセルに色を付けることができる](https://curio-kumegawa.com/school/wp-content/uploads/2024/02/Excel_Conditional_format_blank13.png)
まとめ
Excelの条件付き書式は、空白セルを目立たせるために非常に便利な機能です。
この機能を活用することで、データの管理を効率化することができます。
![](https://curio-kumegawa.com/school/wp-content/uploads/2024/04/excel_article_top.jpg)
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