Wordでは、文章の配置を変更することができます。
文章の配置とは、文章がページのどの位置に表示されるかを決めることです。
文章の配置には、左揃え、右揃え、中央揃え、両端揃えなどがあります。
この左揃えと両端揃えの違いはご存じでしょうか?
両端揃え
両端揃えは、段落の左右両端を揃える方法です。
そのため、文字の間隔を細かく調整して、右端もきれいに揃えることができます。
下の図は、両端揃えの時に文字を選択した状態です。右端が揃っているのがよくわかると思います。
左揃え
左揃えは、段落の左端を揃える方法です。
右端は、文字の長さによってガタガタとなってしまいます。
下の図は、左揃えの時に文字を選択した状態です。右端がガタガタになっているのがわかると思います。
両端揃えを使うメリットとデメリット
両端揃えのメリット
両端揃えを使うメリットは、見た目がきれいになることです。
左右両端が揃っていると、文章全体が整然とした印象を与えます。
両端揃えを使うデメリット
両端揃えを使うデメリットは、文字の間隔が不自然になることです。
両端揃えをすると、単語間のスペースが不均等になることがあります。特に、日本語では単語間にスペースを入れないので、文字間のスペースが不自然に広がったり狭まったりします。
両端揃えと左揃えの使い分け
両端揃えと左揃えは、どちらを使うべきか迷うこともあるでしょう。一般的には、以下の使い分けが推奨されています。
- 見た目を重視するなら両端揃え
- 文字の読みやすさを重視するなら左揃え
例えば、報告書や企画書などのビジネス文書では、両端揃えで作成するのが一般的です。見た目がきれいになるため、相手に好印象を与えることができます。
まとめ
Wordの初期設定では、両端揃えになっています。
もし作業中に意図せず両端揃えが変更されてしまった場合は、両端揃えを設定することをお勧めします。