Wordで画像を挿入する際、背景が白や他の色で透過されていないと、文書全体のデザインが崩れてしまうことがあります。
そこで今回は、Wordで画像の背景を透過にする方法について、代表的な方法を2つご紹介します。
透明色を指定する方法
１つ目は透明にする色を指定する方法になります。
主に背景が白などの単色の時に使用できます。
手順は次の通りになります。
背景を透過にする画像を選択します。(①)
「図の形式」タブをクリックします。(②)
「調整」グループの「色」をクリックします。
表示されたメニューから「透明色を指定」をクリックします。(④)
そうするとマウスがペンの形になるので、画像から透明にしたい色をクリックして選択します。(⑤)
そうすると選択した色が同じ個所が透明になります。
「背景の削除」を使用する方法
透明色を指定する方法は、複雑な背景の場合などは上手くできません。
そのような場合は、「背景の削除」を使用します。
手順は次の通りになります。
背景を透過にする画像を選択します。(①)
「図の形式」タブをクリックします。(②)
「調整」グループの「背景の削除」をクリックします。(③)
そうすると、下の図のような画面になります。
画像の紫色で表示されている箇所が背景が削除される場所になります。
自動的に認識されるので、上手く背景だけが削除される状況になっていない場合が多いです。
その場合は、「保持する領域としてマーク」と「削除する領域としてマーク」を使用して調整します。
「保持する領域としてマーク」または「削除する領域としてマーク」をクリックします。(④)
そうするとマウスがペンの形になるので、画像から保持または削除する場所をドラッグやクリックして指定します。
背景で削除する箇所を設定することができたら、「変更を保持」をクリックします。(⑤)
これで背景を削除することができます。
まとめ
Wordで画像の背景を透過にする方法はいくつかあります。それぞれの方法にはメリットとデメリットがあるので、目的に合わせて最適な方法を選びましょう。
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