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ExcelのWEEKDAY関数で曜日を判定する方法

2024年8月9日

ExcelのWEEKDAY関数とは、日付に対応する曜日を数値で返す関数です。

この数値を元に、曜日を特定したり、曜日ごとに異なる処理を行うことができます。

例えば、勤怠管理で土日の勤務時間を集計したり、イベントスケジュールで曜日ごとの予定を表示したりする際に非常に役立ちます。

記事内容

今回は、ExcelのWEEKDAY関数の使い方について紹介します。

WEEKDAY関数の基本的な構文

WEEKDAY関数の基本的な構文は次の通りです。

WEEKDAY関数の書式

=WEEKDAY(シリアル値, [週の基準])

  • シリアル値: 調べたい日付を表すシリアル値です。日付を入力するか、セル参照で指定します。
  • 週の基準: (省略可)曜日をどのように数えるかを決める数値です。省略すると1となり、日曜日が1、土曜日が7となります。

週の基準の種類は以下のようになります。

週の基準
11234567
27123456
36012345
117123456
126712345
135671234
144567123
153456712
162345671
171234567

WEEKDAY関数の使い方

ExcelのWEEKDAY関数の使い方を紹介します。

曜日を求めたいセルを選択します。(①)

「数式」タブをクリックします。(②)

「関数ライブラリ」グループにある「日付/時刻」をクリックします。(③)

曜日を求めたいセルを選択し、「数式」タブの「日付/時刻」をクリックする
曜日を求めたいセルを選択し、「数式」タブの「日付/時刻」をクリックする

「WEEKDAY」をクリックします。(④)

「WEEKDAY」をクリックする
「WEEKDAY」をクリックする

「関数の引数」ダイアログボックスが表示されます。

「シリアル値」に曜日を調べたい日付のセルを指定します。(⑤)

今回は、「種類」は省略します。

OKボタンをクリックします。(⑥)

「シリアル値」に曜日を調べたい日付のセルを指定する
「シリアル値」に曜日を調べたい日付のセルを指定する

これでセル「B3」の曜日を求めることができました。

「5」と表示されているので、「2024年8月1日」は「木曜日」ということがわかります。

数式を他のセルにコピーします。

指定したセルの曜日が数値で表示される
指定したセルの曜日が数値で表示される

これで他の日付についても曜日を求めることができます。

他のセルの曜日も数値で表示される
他のセルの曜日も数値で表示される

よくある質問 (FAQ)

Q1. WEEKDAY関数で曜日を日本語で表示することはできますか?
A. はい、WEEKDAY関数で返された数値に応じて「日」「月」などの曜日名を表示するには、IF関数やCHOOSE関数を組み合わせる方法があります。

Q2. WEEKDAY関数で週の始まりを月曜日に設定する方法はありますか?
A. 可能です。WEEKDAY関数の第2引数に2を指定すると、月曜日を1としてカウントする設定にできます。

Q3. WEEKDAY関数で特定の曜日だけを判定する方法はありますか?
A. IF関数と組み合わせることで、例えば「WEEKDAYが1なら日曜日」など、特定の曜日を判定できます。

Q4. 日付の範囲内で土日だけを判定することはできますか?
A. IF関数や条件付き書式とWEEKDAY関数を組み合わせると、範囲内で土日だけを特定する設定が可能です。
詳しくは以下の記事をご覧ください。

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まとめ

WEEKDAY関数は、日付から曜日を数値で取得し、様々な処理を行うために非常に便利な関数です。

週の基準を適切に設定することで、様々な曜日の計算に対応できます。勤怠管理、スケジュール管理、データ分析など、さまざまな場面で活用できます。

記事のまとめ

  • WEEKDAY関数は、日付に対応する曜日を数値で返す関数
  • WEEKDAY関数の構文は、「WEEKDAY(シリアル値, [週の基準])」

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