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【Excel】LEFT関数の使い方 | 文字列の左から文字を抽出する方法

2023年9月9日

Excelで文字列から特定の部分を抽出する必要があるとき、LEFT関数は便利な関数です。

この関数を使えば、指定した文字数だけ、文字列の左側から簡単に取り出すことができます。

例えば、"Excel"という文字列から左から2文字だけ切り出したい場合、LEFT("Excel",2)という式を使えば、"Ex"という結果が得られます。

このように、LEFT関数は、文字列の一部を抽出する際に役立ちます。

本記事では、LEFT関数の基本的な使い方を紹介します。

記事内容

今回は、ExcelのLEFT関数で文字列の左から文字を抽出する方法を紹介します。

LEFT関数の基本的な構文

LEFT関数の書式は以下の通りです。

LEFT関数の書式

=LEFT(文字列,文字数)

  • 文字列は、切り出したい文字列を指定します。セル参照や他の関数の結果も指定できます。
  • 文字数は、左から切り出したい文字数を指定します。0以下の値を指定すると、空白文字が返されます。

LEFT関数の使用方法

LEFT関数の具体的な使用例で説明します。

以下のような郵便番号の一覧表があり、A列に書かれている郵便番号から先頭3文字を抜き出したものをB列に記載したいとします。

郵便番号の左から3文字抜き出したものを表示する
郵便番号の左から3文字抜き出したものを表示する

まずセル「B2」を選択します。(①)

「数式」タブを選択します。(②)

「関数ライブラリ」グループの「文字列操作」をクリックします。(③)

「数式」タブから「文字列操作」を選択
「数式」タブから「文字列操作」を選択

一覧から「LEFT」をクリックします。(④)

一覧から「LEFT」をクリック
一覧から「LEFT」をクリック

「関数の引数」ダイアログボックスが表示されます。

「文字列」の入力欄に、郵便番号のセル「A2」を指定します。(⑤)

「文字数」の入力欄に、「3」と入力します。(⑥)

OKボタンをクリックします。

「文字列」と「文字数」を指定する
「文字列」と「文字数」を指定する

そうすると、郵便番号のセルから左から3文字抽出され、「189」と表示されます。
残りをオートフィルで反映させると、

オートフィルで反映する
オートフィルで反映する

すべて3文字抽出することができます。

郵便番号の先頭から3文字抽出することができる
郵便番号の先頭から3文字抽出することができる

まとめ

LEFT関数は、Excelで文字列の一部を効率よく抽出するための基本的な関数です。

日常のデータ作業において、必要な情報を簡単に取り出すことができ、作業効率が向上します。

ぜひ、さまざまな場面で活用してみてください。

なお、文字列の右から文字を抽出するのはRIGHT関数、文字列の途中の文字を抜き出すのはMID関数になります。

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