Excelの円グラフで特定のデータ要素を切り離して強調したいことがありますよね。
そんな時に役立つのが、「切り離し」機能です。
この機能を使えば、円グラフの一部を切り離して、グラフの中心から離れた位置に表示することができます。
ドラッグして切り離す方法
切り離したいデータ要素をドラッグして、切り離すことができます。
切り離したいデータ要素をゆっくり2回クリックします。(①)
早くクリックしすぎるとダブルクリックになってしまいますので、注意してください。
1回目のクリックで、円グラフ全体が選択されます。
2回目のクリックで、クリックしたデータ要素だけが選択された状態になります。
選択したデータ要素を、マウスでドラッグします。
ドラッグすると、データ要素がグラフの中心から離れていきます。
これで、一部のデータ要素だけを切り離すことができます。
データ要素の書式設定から変更する方法
データ要素の書式設定からも一部のデータ要素を切り離すことができます。
切り離したいデータ要素をゆっくり2回クリックします。(①)
切り離すデータ要素の上で右クリックします。(②)
「データ要素の書式設定」をクリックします。(③)
「データ要素の書式設定」作業ウィンドウが表示されます。
「要素の切り出し」のスライダーを左右に動かす、または、ボックスの数値を変更します。(④)
これで、一部のデータ要素だけを切り離すことができます。
まとめ
今回の手法を使うことで、円グラフ内の特定データを効果的に強調することができます。
データ分析や報告書作成の際、ただ単に数字を並べるだけではなく、円グラフの一部を切り離して視覚的に注目させることで、メッセージをより明確に伝えられます。
使いこなせば、相手に伝わりやすいインパクトのある資料が作成できます。
記事のまとめ
- 切り離すデータ要素をゆっくり2回クリックし、ドラッグする
- 「データ要素の書式設定」作業ウィンドウの「要素の切り出し」からも設定することができる