Excelの条件付き書式は、セル値が特定の条件を満たす場合に、書式設定を自動的に変更する便利な機能です。
この機能を使って、例えば、売上目標を達成しているセルを緑色に、未達成のセルを赤色にするといったことができます。
条件付き書式で、「以上」や「以下」は条件付き書式のメニューには表示されませんが、設定することができます。
条件付き書式で「以上」や「以下」を設定する方法
具体的な例で紹介します。
下の図のような表で売上が「100」以上のセルに色を付けます。
![「売上」が「100以上」のセルに色を付けたい](https://curio-kumegawa.com/school/wp-content/uploads/2024/02/Excel_Conditional_format1.png)
手順は次の通りになります。
条件付き書式を設定するセルを範囲選択します。(①)
「ホーム」タブを選択します。(②)
「スタイル」グループの「条件付き書式」をクリックします。(③)
![セルを選択し、「ホーム」タブから「条件付き書式」をクリックする](https://curio-kumegawa.com/school/wp-content/uploads/2024/02/Excel_Conditional_format2-1024x628.png)
表示されたメニューから「セルの強調表示ルール」にマウスをポイントします。(④)
「その他のルール」をクリックします。(⑤)
![「セルの強調表示ルール」から「その他のルール」をクリックする](https://curio-kumegawa.com/school/wp-content/uploads/2024/02/Excel_Conditional_format3-1024x554.png)
「新しい書式ルール」ダイアログボックスが表示されます。
「次の値より大きい」と表示されているプルダウンをクリックします。(⑥)
![「次の値より大きい」と表示されている箇所をクリックする](https://curio-kumegawa.com/school/wp-content/uploads/2024/02/Excel_Conditional_format4.png)
一覧から「次の値以上」をクリックします(⑦)
もし「以下」を設定したい場合は、「次の値以下」をクリックします。
![一覧から「次の値以上」をクリックする](https://curio-kumegawa.com/school/wp-content/uploads/2024/02/Excel_Conditional_format5.png)
値のボックスに、今回は「100以上」にしたいので、「100」と入力します。(⑧)
次に書式の設定を行います。
「書式」をクリックします。(⑨)
![数値の入力を行い、書式ボタンをクリックする](https://curio-kumegawa.com/school/wp-content/uploads/2024/02/Excel_Conditional_format6.png)
「セルの書式設定」ダイアログボックスが表示されます。
ここで任意の書式を設定します。
今回は、「100以上」のセルに色を付けたいので、「塗りつぶし」タブを選択します。(⑩)
色を設定します。(⑪)
OKボタンをクリックします。(⑫)
![条件を満たした場合の書式の設定を行う](https://curio-kumegawa.com/school/wp-content/uploads/2024/02/Excel_Conditional_format7.png)
これで条件および書式の設定が終わったので、OKボタンをクリックします。(⑬)
![これで条件と書式の設定が完了した](https://curio-kumegawa.com/school/wp-content/uploads/2024/02/Excel_Conditional_format8.png)
これで「100以上」のセルに色を付けることができました。
![これで100以上という条件で条件付き書式を設定することができる](https://curio-kumegawa.com/school/wp-content/uploads/2024/02/Excel_Conditional_format9.png)
まとめ
Excelの条件付き書式を使って、「以上」や「以下」といった条件を設定する方法を説明しました。
この機能を使って、データ分析や資料作成を効率化しましょう。
![](https://curio-kumegawa.com/school/wp-content/uploads/2024/04/excel_article_top.jpg)
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