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【Excel】条件付き書式で特定の日付が過ぎたら色を付ける方法

2024年4月4日

Excelの条件付き書式を活用すると、特定の日付が過ぎたセルに自動的に色を付けることができ、視覚的に重要な情報を強調することができます。

この機能を使えば、期限切れのタスクや重要なイベントを一目で確認できるようになり、業務の効率化に役立ちます。

本記事では、その手順をわかりやすく解説します。

記事内容

今回は、Excelの条件付き書式で特定の日付が過ぎたら色を付ける方法を紹介します。

条件付き書式で特定の日付が過ぎたら色を付ける方法

Excelの条件付き書式を使用し、特定の日付が過ぎたら色を付ける手順は次の通りになります。

まず、条件付き書式を設定したいセルの範囲を選択します。(①)

「ホーム」タブをクリックします。(②)

「スタイル」グループにある「条件付き書式」をクリックします。(③)

条件付き書式を設定する範囲を選択し、「ホーム」タブの「条件付き書式」をクリックする
条件付き書式を設定する範囲を選択し、「ホーム」タブの「条件付き書式」をクリックする

表示されたメニューから「セルの強調表示ルール」にマウスをポイントします。(④)

「指定の値より小さい」をクリックします。(⑤)

「セルの強調表示ルール」の「指定の値より小さい」をクリックする
「セルの強調表示ルール」の「指定の値より小さい」をクリックする

「指定の値より小さい」ダイアログボックスが表示されます。

「次の値より小さいセルを書式設定」の左のボックスに比較対象の日付を入力します。

日付は、直接入力する以外にも、セル参照を利用することもできます。

今回は、セル「C2」を比較対象の日付として使用します。なおセル「C2」にはTODAY関数が設定されています。

比較対象となる日付が表示されているセルをクリックします。(⑥)

セルをクリックすると、ボックスにセル番地が入力されます。今回は、「=$C$2」と入力されます。

比較対象の日付が表示されているセルをクリックする
比較対象の日付が表示されているセルをクリックする

書式のプルダウンリストをクリックし、日付が過ぎていた場合の書式を設定します。(⑦)

今回は、書式に「濃い赤の文字、明るい赤の背景」を設定します。

書式を設定する
書式を設定する

これで設定が完了したので、OKボタンをクリックします。(⑧)

OKボタンをクリックする
OKボタンをクリックする

これで、セル「C2」の日付より前の日付に色が付くようになります。

指定した日付より前の日付に色が付く
指定した日付より前の日付に色が付く

今日以前の日付に色を付けるには

今日以前の日付に色を付けるには、セル参照以外にもTODAY関数を直接入力する方法でも実現できます。

先ほどの手順と同じように、

「条件付き書式」から「セルの強調表示ルール」の「指定の値より小さい」をクリックし、「指定の値より小さい」ダイアログボックスを表示します。

左側のボックスに

「=TODAY()」

と入力します。

これで今日以前の日付に色が付くようになります。

「=TODAY()」と入力する
「=TODAY()」と入力する

まとめ

Excelの条件付き書式を利用することで、特定の日付が過ぎたセルに色を付けることができ、重要な情報を視覚的に強調できます。

この機能を活用すれば、期限切れのタスクや重要な日付を見逃すことなく、業務の管理がさらにスムーズになります。

ぜひ、日常業務に取り入れてみてください。

記事のまとめ

  • 「条件付き書式」から「セルの強調表示ルール」の「指定の値より小さい」をクリックする
  • 比較対象の日付として、日付を直接入力するかセル参照で指定する
  • 比較対象の日付に、「=TODAY()」と入力して今日以前の日付に色を付けることもできる

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