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Excel(エクセル)のIF関数を使って数値が範囲内にあるかをチェックする方法

ExcelのIF関数は、条件に応じて異なる結果を返すために使用されます。

数値が特定の範囲内にあるかどうかをチェックする場合、IF関数とAND関数を利用することで実現できます。

記事内容

今回は、Excel(エクセル)のIF関数を使って数値が範囲内にあるかをチェックする方法を紹介します。

IF関数の書式

=IF(条件, 真の場合の値, 偽の場合の値)

  • 条件:評価したい論理式を指定します。
  • 真の場合の値:条件を満たしている場合に実行すること(文字の表示や数式)を指定します。
  • 偽の場合の値:条件を満たしていない場合に実行することを指定します。

AND関数は、複数の条件がすべて真かを判定する関数になります。

AND関数の書式

=AND(条件1, 条件2, ...)

  • 条件1、条件2、...:論理式またはセル参照

AND関数は、すべての条件が TRUE の場合にのみ TRUE を返します。1つでも条件が FALSE の場合、AND関数は FALSE を返します。

AND関数の詳しい内容については以下の記事をご覧ください。

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具体的な例で紹介します。

下記のような表で、得点が80以上90未満の場合に、〇と表示、それ以外の場合はなにも表示しないようにします。

まずIF関数の入力を行います。

IF関数の第一引数の「論理式」でAND関数を使用します。

AND関数で行う内容としては、セル「D4」が80以上で、かつセル「D4」が90未満であるかチェックを行います。

数式としては、「AND(D4>=80,D4<90)」と入力します。

これで数値の範囲をチェックすることができます。

あとは、IF関数の残りの引数を設定します。

引数「値が真の場合」には、「"〇"」を入力。

引数「値が偽の場合」には、なにも表示したくないので、「""」と入力します。

これで、得点が80以上90未満の場合に、〇と表示、それ以外の場合はなにも表示しないように設定することができました。

残りのセルにオートフィルで反映します。

これですべてのデータで数値の範囲チェックを行うことができます。

ExcelのIF関数を使って数値が特定の範囲内にあるかどうかを確認する方法を紹介しました。

AND関数を利用して条件式を入力し、数値が範囲内にあるかどうかをチェックします。是非、日常業務やプロジェクトで活用してみてください。

記事のまとめ

  • 数値が特定の範囲内にあるかをチェックするには、IF関数とAND関数を利用する
  • IF関数の論理式に、「AND(D4>=80,D4<90)」のように入力する

Excelの基本的な操作方法から、便利な機能の活用術まで、幅広く紹介しています。

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