Excelの円グラフで特定のデータ要素を切り離して強調したいことがありますよね。
そんな時に役立つのが、「切り離し」機能です。
この機能を使えば、円グラフの一部を切り離して、グラフの中心から離れた位置に表示することができます。
ドラッグして切り離す方法
切り離したいデータ要素をドラッグして、切り離すことができます。
手順は次の通りになります。
切り離したいデータ要素をゆっくり2回クリックします。(①)
早くクリックしすぎるとダブルクリックになってしまいますので、注意してください。
1回目のクリックで、円グラフ全体が選択されます。
2回目のクリックで、クリックしたデータ要素だけが選択された状態になります。
![切り離したいデータ要素をゆっくり2回クリックする](https://curio-kumegawa.com/school/wp-content/uploads/2024/06/Excel_pie_chart1.png)
選択したデータ要素を、マウスでドラッグします。
ドラッグすると、データ要素がグラフの中心から離れていきます。
![選択したデータ要素を、マウスでドラッグする](https://curio-kumegawa.com/school/wp-content/uploads/2024/06/Excel_pie_chart2.png)
これで、一部のデータ要素だけを切り離すことができます。
![一部のデータ要素だけを切り離すことができる](https://curio-kumegawa.com/school/wp-content/uploads/2024/06/Excel_pie_chart3.png)
データ要素の書式設定から変更する方法
データ要素の書式設定からも一部のデータ要素を切り離すことができます。
切り離したいデータ要素をゆっくり2回クリックします。(①)
![切り離したいデータ要素をゆっくり2回クリックする](https://curio-kumegawa.com/school/wp-content/uploads/2024/06/Excel_pie_chart1-1.png)
切り離すデータ要素の上で右クリックします。(②)
「データ要素の書式設定」をクリックします。(③)
![切り離すデータ要素の上で右クリックし、「データ要素の書式設定」をクリックする](https://curio-kumegawa.com/school/wp-content/uploads/2024/06/Excel_pie_chart4.png)
「データ要素の書式設定」作業ウィンドウが表示されます。
「要素の切り出し」のスライダーを左右に動かす、または、ボックスの数値を変更します。(④)
![「要素の切り出し」で設定を行う](https://curio-kumegawa.com/school/wp-content/uploads/2024/06/Excel_pie_chart5.png)
これで、一部のデータ要素だけを切り離すことができます。
![一部のデータ要素だけを切り離すことができる](https://curio-kumegawa.com/school/wp-content/uploads/2024/06/Excel_pie_chart6.png)
まとめ
Excelの円グラフの一部を切り離す機能を使えば、グラフをより分かりやすくすることができます。
ぜひ、この機能を活用して、効果的な資料を作成してみてください。
記事のまとめ
- 切り離すデータ要素をゆっくり2回クリックし、ドラッグする
- 「データ要素の書式設定」作業ウィンドウの「要素の切り出し」からも設定することができる
![](https://curio-kumegawa.com/school/wp-content/uploads/2024/04/excel_article_top.jpg)
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