Excelを使ってデータを視覚化する際、積み上げ棒グラフはデータの比較やトレンドの把握に役立ちます。
しかし、複数のデータ系列を含む棒グラフでは、各データの境界がはっきりしづらいことがあります。
そこで、区分線を追加することで、視覚的な分かりやすさを向上させることができます。
区分線を表示する方法
区分線は、系列間の区切りを明確にするためにグラフに追加する線です。
![区分線](https://curio-kumegawa.com/school/wp-content/uploads/2024/04/Excel_bar_graph_line1.png)
積み上げ棒グラフに区分線を表示する手順は次の通りになります。
グラフを選択します。(①)
「グラフのデザイン」タブをクリックします。(②)
「グラフのレイアウト」グループの「グラフ要素を追加」をクリックします。(③)
![グラフを選択し、「グラフのデザイン」の「グラフ要素を追加」をクリックする](https://curio-kumegawa.com/school/wp-content/uploads/2024/04/Excel_bar_graph_line2.png)
表示されたメニューから「線」を選択します。(④)
「区分線」をクリックします。(⑤)
![「線」を選択し、「区分線」をクリックする](https://curio-kumegawa.com/school/wp-content/uploads/2024/04/Excel_bar_graph_line3.png)
これでグラフに区分線が表示されるようになります。
![区分線が表示される](https://curio-kumegawa.com/school/wp-content/uploads/2024/04/Excel_bar_graph_line4.png)
区分線が表示できるグラフの種類
区分線は、「積み上げ縦棒」「100%積み上げ縦棒」「積み上げ横棒」「100%積み上げ横棒」で表示することができます。
![「積み上げ横棒」にも区分線を表示することができる](https://curio-kumegawa.com/school/wp-content/uploads/2024/04/Excel_bar_graph_line5.png)
「3-Dグラフ」では、区分線を表示することは、できないのでご注意ください。
![「3-Dグラフ」は区分線を表示することができない](https://curio-kumegawa.com/school/wp-content/uploads/2024/04/Excel_bar_graph_line6.png)
まとめ
区分線を使用することで、積み上げ棒グラフの見やすさを向上させることができます。
今回紹介した方法を参考に、グラフを効果的に活用してください。
記事のまとめ
- 区分線を表示するには、「グラフのデザイン」タブの「グラフ要素を追加」をクリックする
- 「線」の「区分線」をクリックすると区分線が表示される
- 3-Dグラフには、区分線を表示することはできない
![](https://curio-kumegawa.com/school/wp-content/uploads/2024/04/excel_article_top.jpg)
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