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Excelグラフでデータラベルの表示項目を変更する方法

2024年6月26日

Excelのグラフではデータラベルが自動で設定されますが、場合によっては表示される内容を変更したいことがあります。

この記事では、数値や分類名など、グラフに表示するデータラベルの内容を簡単に変更する手順を紹介します。

自分の目的に合ったラベルを表示し、より分かりやすいグラフを作成しましょう。

記事内容

今回は、Excelグラフでデータラベルの表示項目を変更する方法を紹介します。

データラベルの表示項目を変更する方法

データラベルの表示項目を変更する手順は、次の通りになります。

表示項目を変更したいデータラベルの上で右クリックします。(①)

データラベルの上で右クリックする
データラベルの上で右クリックする

「データラベルの書式設定」をクリックします。(②)

「データラベルの書式設定」をクリックする
「データラベルの書式設定」をクリックする

「データラベルの書式設定」作業ウィンドウが表示されます。

「ラベルオプション」の「ラベルの内容」のチェックボックスで表示項目を変更することができます。(③)

「ラベルの内容」のチェックボックスで表示項目を変更することができる
「ラベルの内容」のチェックボックスで表示項目を変更することができる

今回の例では、「系列名」と「分類名」にチェックを入れます。(④)

「系列名」と「分類名」にチェックを入れる
「系列名」と「分類名」にチェックを入れる

これで選択したデータラベルに「系列名」と「分類名」も追加で表示されるようになります。

「系列名」と「分類名」も表示されるようになる
「系列名」と「分類名」も表示されるようになる

表示項目の区切り文字を変更する方法

表示項目の区切り文字は、初期設定では、「,(コンマ)」になっていますが、これも変更することができます。

「ラベルオプション」の「区切り文字」のプルダウンリストをクリックします。(⑤)

区切り文字の一覧が表示されるので、適用したい区切り文字を選択します。(⑥)

今回は、「(改行)」を選択します。

「区切り文字」のプルダウンリストで変更することができる
「区切り文字」のプルダウンリストで変更することができる

これで各項目が改行されて表示されるようになります。

区切り文字が変更される
区切り文字が変更される

データラベルを個別に設定する場合

個々のデータラベルに対して異なる設定を適用することもできます。

変更したいデータラベルを2回ゆっくりクリックします。(早すぎるとダブルクリックになってしまいます)

これで、クリックしたデータラベルだけが選択状態になります。

この状態になったら、あとはデータ系列全体に設定したときと同じ手順になります。

変更するデータラベルを2回クリックする
変更するデータラベルを2回クリックする

「データラベルの書式設定」作業ウィンドウで表示項目の変更を行います。

データラベルの表示項目を変更する
データラベルの表示項目を変更する

これで個別に設定することができます。

個別で変更することができる
個別で変更することができる

まとめ

Excelでデータラベルの表示項目を変更することで、グラフをより効果的に活用できるようになります。

データの見せ方を工夫することで、視覚的にも理解しやすく、説得力のある資料作りに役立ちます。

プレゼンやレポートにおいて、データのポイントを効果的に示し、より説得力のあるグラフを作成するために、この方法を活用してください。

記事のまとめ

  • データラベルの上で右クリック、メニューから「データラベルの書式設定」をクリックし、「データラベルの書式設定」作業ウィンドウを表示する
  • 「データラベルの書式設定」作業ウィンドウで表示項目や区切り文字を変更する
  • 個別でデータラベルを変更したい場合は、変更したいデータラベルを2回クリックしてから変更する

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